ゴシラン

走ることについて語ります

100マイルを走るためのトレーニング

100マイル

 

キロに換算すると「約160キロ」である。

 

野球の世界で100マイルと言えば「160キロの球を投げる投手」という認識がある。

日本で言えば、あの「二刀流」の「大谷翔平」だ。

私も大谷のように100マイルの球を投げられればとは思うが、私のポンコツの肩では100キロも多分無理だと思う。

というか絶対無理だ。

スピードはもちろんのこと、マウンドからノーバウンドでキャッチャーミットに届く自信もない。

50も近くなった野球経験ゼロのおっさんが「100マイルの球を投げる」ことは、例え星一徹に「大リーグボール養成ギブス」を作ってもらっても100%不可能なのである。

 

しかし、50近くのおっさんでも「100マイル」の達成が可能なものがある。

そう、それは

 

100マイルを自分の脚で走ることだ

 

私は野球経験はゼロだが、マラソン経験に関しては、100kmウルトラマラソンを走ったことはある。

なので、少なくとも「160キロの球を投げる」ことよりは現実味があると思う。

更に私は、先月行われた「まちなかトレラン」なるイベントで、トレラン界で有名な「100マイラー」井原知一さんに

 

100マイル、行けますよ!

 

と言われ、豚もおだてりゃ木に登ってしまう感じで、すっかりその気になってしまっているのである(以下の記事を参照)。

 

gossy54200.hatenablog.com

 

こういう「何かよくわかんないけど、できるんじゃないか」という気持ちは大事にした方がよい。

私は子供がいないのでよくわからないが、子供の突拍子もない夢に対して「どうせ無理」と頭から抑えつけるのはよろしくないような気がする。

例え「将来はアクション仮面になって、地球の平和を守る」という子供の夢に対しても、生暖かく見守るのが親の使命であると思う。

知らんけど。

 

ちなみに私が幼稚園の卒園文集で書いた「しょうらいのゆめ」は「うちゅひこし」であった。

その夢は言うまでもなく叶えられていなく、今後も叶えられることはないだろう。

例え、それが「うちゅひこし」でなく「宇宙飛行士」だとしても。

 

さて、話はずれたが100マイルである。

実は私は「まちなかトレラン」が終わってから、寝ても覚めても100マイルのことを考えているのである。

ちなみに、「まちなかトレラン」に出る前は、日本を代表する100マイルレース「UTMF」が何かということすら知らなかったレベルである。

多分、知らなかったからこそ、憧れられるのもあるのかもしれない。

何事も、知りすぎてしまうよりは、知らないことが幸せなのかもしれない。

 

100マイルレースを目指すにあたり、以下の2冊の本を読んでみた。

 

はじめてのウルトラ&トレイルランニング

はじめてのウルトラ&トレイルランニング

 

 

 

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「はじめてのウルトラ&トレイルランニング」の著者、クリッシー・モールさんはウルトラトレイルランニングの女性トップランナーである。

日本でも「UTMF」や「信越五岳」のレースを走ったことがある。

「ウルトラランナー界のレジェンド」スコット・ジュレクさんの著書「NORTH 北へ」でも、ジュレクのサポートランナーとして終盤に登場している。

 

本の内容としては、「ウルトラマラソンの赤本」と言われている、岩本能史さんの本のように、1日毎に受験勉強の計画表のごとく、練習メニューが事細かに書かれている。

 

 

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もう一冊のトレラン雑誌では、先程ちらっと挙げた「100マイラー」井原知一さんの「100マイルレースデビュー6ヶ月計画」という特集がある。

 

この2冊に共通することをまとめていくと

・週末は「B2B」という「2日連続のロング走」を入れる

・4週間に1週は「回復週」を設けて、練習強度を落とす

 

ってとこですかね。
 

 B2Bの具体的な数字については

・クリッシー案 鍛錬期においては「40〜60km」+「20〜30km」

・井原案 トレイルランニング4時間20分」+「峠走2時間30分」

 

全てが全てこれでこなせって数字ではないですが、これが代表的な数字です。

フルマラソンの練習だと、週末の1日にロング走、残りの1日はリカバリー走ってメニューの本が大半ですが、やはりフルの約4倍もの距離になると、土日は2日ともロングにあてる必要がありそうです。

その分、回復週でロング走のダメージをリカバリーさせる感じなのでしょうが。

クリッシー案だと、鍛錬期では「週130〜150km」の鬼メニューですが、回復週では「週50〜60km」とまったりモードです。

月間走行距離も多いときでも500km程度に抑えられており、実業団レベルの「月1000キロ」クラスの走りこみは、あくまで「100マイル完走」という目的では必要なさそうです。

 

以上のことを参考に、私にあてはめてみると

 

・週の走行距離は100kmを目安にする。

・週末は合計50kmになるようなロング走を入れる。

・月に1度は40〜50kmのロングを入れる(できれば起伏のあるところで)

・地理的要因、仕事的要因から、山は雪のない時期で、かつ月に2〜3日ぐらいしか行けないが、行ったときは「4時間〜5時間」を目安に、身体を動かし続けるようにする。

・週に一度はインターバル走や坂道走など、ちょっとキツイことをやる。

・月に一週は「回復週」として、マックス60kmに走行距離を抑える。

・月間走行距離は400kmぐらいを目安にする。

 

ってところでしょうかね。

果たして、ここまでかっちりできるのかという疑問はかなりありますが、闇雲にただ走るよりも、何らかの指針や目的があった方がいいに決まっていますので、これを基本方針として、適宜修正を加えながら、2カ年計画で100マイルを走れるように精進していきたいと思います。

まず来年は「100マイルレースの参加資格を得ること」からスタートですね。

 

では、来月から本気出すのだ(そして、永遠に本気を出さない)。

 

さようなら。