ゴシラン

走ることについて語ります

「2023板橋Cityマラソン」反省会とサブスリーへの決意

レースレポはこちら。

 

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《結果は満足、過程は不満》

 

レースが終わった段階では、「あぁ、やっちまったあ。PB更新ならずかあ」と、ちょっとガッカリしましたが、それ相応の練習をしなかったのだから、結果を残せなかったのは当たり前。

むしろ、ほとんどスピード練習をしてこなかった中で、PBより1分半遅れですんだという結果には満足しています。

2レース連続で「3時間一桁」を出すことができ、半年前の別海はフロックではないことがわかり、確実に実力はついてきています。

 

フルマラソンでは練習した成果以上のものは出せません。

改めて、フルマラソンには「ラッキー」や「会心の一撃」などというものはなく、努力がそのまま反映される清々しい競技であるということを学びました。

 

スピード練習ができなかった言い訳として、「1〜2月は雪や氷に覆われた雪国の路面状況」というのがありますが、そんなことは初めからわかっていること。

地元の速いランナーは、冬季でも室内ランニングコースを使って、スピードを磨いています。

3月にガチでフルマラソンを走るという覚悟が足りませんでした。

 

通勤&帰宅ランにこだわりすぎて、帰宅ラン後、室内でスピードを磨こうというまでの体力&モチベーションがなかったです。

通勤&帰宅ランオフ日を設け、最低でも週に一度は「室内練習デー」を設けるべきだったと思います。

 

《ガーミンデータ振り返り》

 

 

数年前まで、ガチでフルマラソンを走ったときは平均心拍数が170ぐらいにはなっていたのですが、今回は160も超えず。

これが老化なのですね。

50代に足を踏み入れたことを実感する結果となりました。

いかに低い心拍数で、身体に負荷をかけずに走る「ランニングエコノミー」を磨いていけるかが、これからますます重要になっていくと思います。

もう体力任せ筋力任せでは通用しないお年頃になったことを、正面から受け止めていきましょう。

 

平均ピッチは197と、別海と同じ。

序盤は200ぐらいのピッチを刻んでいましたが、終盤は195ぐらいに落ちていきました。

一方ストライドは、スタートからゴールまでほぼ115cmを保てていました。

 

別海後は「あとはストライドを伸ばせばサブスリーは近づく」と思っていましたが、以下の本を読んで、「おっさんランナーはピッチを磨いた方が早道なのかな」と、考えを変えつつあります。

 

 

本の中のデータによると、力強く弾むような走りをしている松田瑞生選手や鈴木亜由子選手でもピッチは200超えで、間違いなく彼女たちよりも筋力が劣る私は、もっとピッチ走法を磨いていくべきかもしれません。

もうピッチには伸びしろはないかなと、ずっと思っていましたが、200オーバーのピッチで走る練習をしていきましょう。

 

《「どうせ」と「どうしても」は永久禁止》

 

今回のレース前に、飛行機とホテルで読んだ本がこれ。

 

 

フルマラソン30km以降の限界状態で、メンタルを保つには非常にいい本だと思います。

 

辛い状況に置かれたとき、人間は「どうせ私なんて」とか「どうしてもできない」という思考になってしまいます。

しかし、厳しいことを言えば、そんなことを言っているうちは永遠に夢はかなえられないと言ってもいいでしょう。

自分の限界を自分で決めたところで、人間は絶対にそれ以上上に行くことはできなくなります。

 

なんて、エラソーなことを言っている私ですが、苦手なスピード練習で結果が出ないと「どうせ私はスピードがない」とか「どうしてもスピードが出ない」とか思ってしまう弱い人間です。

 

今日を最後に「どうせ」とか「どうしても」って言葉を使うのやめてみませんか?

 

多分、そうやって自分で自分の限界を決めて、何もしない日々を過ごしても、人生面白くないんじゃないかなと思います。

「どうせ」とか「どうしても」って言葉が頭に浮かんできたら、そこをグッとこらえて「どうにかならないか?」「どうすればできるんだ?」と自分に語りかけてみませんか?

 

自分への戒めもこめて、自分の殻に閉じこもる言葉を使わないように気をつけていきたいものです。

言葉の持つ力というのは、自分が思っているよりも大きいです。

 

サブスリーに憧れているうちは達成できない》

 

WBC勝戦を前に、大谷翔平選手からチームメイトへのお言葉。

 

 「僕からは1個だけ。憧れるのをやめましょう。ファーストにゴールドシュッミトがいたりとか、センターを見たら、マイク・トラウトがいるし、外野にムーキー・ベッツがいたりとか。野球をやっていれば、誰しもが聞いたことのあるような選手たちがいると思うんですけど、今日一日だけは憧れてしまったら超えられないんで。僕らは今日、超えるために、トップになるために来たので。今日一日だけは、彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけを考えていきましょう。さぁ、いこう!」

 

やはり世界の頂点に立つ人の言葉は違う。

ホントに28歳の若者かってぐらいの、人生の酸いも甘いも知っている円熟味のあるお言葉であると思う。

 

憧れているうちは、その憧れのハードルを超えることはできない

 

サブスリーに憧れてるうちは、それが心理的な壁になってしまいます。

今日の練習会で、サブスリーランナーに「2時間55分切りを本気で目指すぐらいじゃないと、サブスリーは達成できない」と言われました。

サブスリーはできる!そこを超える練習をしていく」という心構えで、つくばまでの8ヶ月、それに見合う行動をしていきましょう。

それまでは毎日、ここに書いたことを読み直し「夢をかなえる強い心」を作っていきます。

 

んなわけで、つくばまではこの記事をトップに固定していくことにします。

 

私はできる!絶対にできる!

 

ここまでご清聴ありがとうございました。

 

さようなら。