ゴシラン

走ることについて語ります

フルマラソン1週間後のご褒美3連休

10/8〜10の3連休は、弟子屈、阿寒方面をぶらぶらしていました。

「フルマラソンPB達成」の一人祝いとして、好きなことをして好きなものを食べ、温泉でボーッとして、本能の赴くままに過ごしておりました。

 

車にロードバイクを積んで、サイクリングとトレッキングを楽しもうと思っていたのですが、雨だったり準備がめんどくさかったりで、自転車は断念。

 

初日は、川湯から藻琴山の8合目にある「ハイランド小清水725」までロードバイクヒルクライムして、そっから登山などと考えていましたが、結局、ハイランド小清水までは車でぶぉーんと行って楽をしました。

 

 

登山道は片道2kmと短く、標高差も300m弱と、登山というよりは軽いトレッキングって感じでしたね。

 

 

天気がよければ、頂上から屈斜路湖がめっちゃキレイに見えるのですが、この日はガスガスで何も見えず。

一体、何しにここまで登ってきたのかと。

 

 

あまりに残念な登山だったので、川湯に戻って、屈斜路湖畔の砂湯まで「観光ラン」することにします。

例年はこの時期、紅葉が見事な道なのですが、今年はイマイチ紅葉が進んでいませんね。

 

 

砂湯着。

連休初日なのに閑散としていて、もののあはれを感じる。

私はこういう人の少ない観光地が大好きだ。

 

 

レストハウスであげいも。
観光地で食うあげいもって、なんでこんなに美味いんだろうかね。

 

 

17km走って川湯に戻って、足湯でマターリ。

この日は昼になっても10度ぐらいしか気温が上がらず、足湯の温かさが身にしみました。

一度入ったら最後、もうここから出たくないと思うぐらいのぬくぬくさでした。

 

2日目は雄阿寒岳へ登山。

 

 

太郎湖の木々は色づき、5合目辺りでは雲海を見ることもでき、順調に進んでいきます。

 

 

ところが、5合目を過ぎてからは、ほんのりと雪景色。

トレランシューズでも滑ることはなく大丈夫なレベルであったが、もう1500m級の山は夏山装備では厳しい季節になったのだなあ。

 

 

頂上から絶景を堪能します。

ああ、来てよかったなあ。

 

 

最近、雄阿寒岳の登山口から阿寒湖畔までのトレイルが完成したので、ついでに行ってみることにしましょう。

 

 

道幅は狭いですが、いい感じのトレイルでしたね。

雄阿寒岳登山と組み合わせて、いいトレランの練習コースになりそう。

 

 

阿寒湖畔着。

かましい中国人観光客がいたりして、ようやくインバウンド需要も戻りつつあるのかなあと。

 

 

テキトーな昭和チックな食堂でカツカレー。

5時間以上行動してクタクタになった身体にしみ入る旨さだったわ!!

多分、普通の状態で食ったら普通のカツカレーだったと思うが、空腹というのは最大の調味料なのである。

こういうちょっとしょっぱ目の味付けのルーカレーこそが、カツカレーの王道なのよ。

ああ、いいね。こういう昭和の世界。

山も食も満喫した22kmの登山&ランであった。

 

3日目は朝からずっと雨だったので、弟子屈の宿をとっととチェックアウトして、何もせずに釧路に戻ります。

 

 

天気がよかったら、フルマラソンPB達成をした別海に行って「ありがとう別海!」と、有名店「ロマン」でポークチャップを食べたかったのだが、地元釧路の「スパゲティハウス ピレネ」でポークチャップを食べます。

 

pork-chap-roman.com

 

まあ、ここのポークチャップも十分ボリュームがあり満足満足でありました。
自分にご褒美を与えるのに、たまに行くにはいい店だと思うが、日常的に行くにはちょっと胃袋がキツイなあと思う若者向けの店ですね。

また板橋でPB達成したら行くことにしよう。

 

その後、家に帰って出雲駅伝を見ていたのだが、やっぱ大量に食った分のカロリーは消費せんとなあと、激走する学生を見習い、ジムでトレッドミル15km。

自分にご褒美を与えるつもりだったのに、結局、走ってばかりの3連休になってしまいましたね。

まあ、それも私らしくていいでしょう。

 

自分へのご褒美モードは終わりにして、また今日から淡々と日常を過ごすことにします。

若いころは「毎日が自分へのご褒美デーだったらいい」と思っていましたが、こういう日常とのギャップがある「ハレの日」がたまにあるからいいのだろうなあと、年齢を重ねて思えるようになった気がします。

日々丁寧に過ごして、「ハレの日」をより楽しめるようにしていこう。

 

さようなら。