ゴシラン

走ることについて語ります

「第6回 十勝岳トレイル in かみふらの」結果

本日は、北海道のほぼ真ん中にある上富良野町で、「十勝岳トレイル in かみふらの」というトレイルレースが行われました。

私が参加した55㎞の部で、参加人数は約60人と、こじんまりとした規模の大会でした。

 

 

天気はめっちゃよかったですね。

この日の上富良野町の最高気温は28.1度と暑くなりましたが、そこはトレイルのレース。

標高1330mの十勝岳避難小屋は涼しい風が吹いていて気持ちがよく、んでもって林道メインのコースは、ほとんどが木陰に覆われており、あまり直射日光を浴びることなく、体力の消耗を抑えることができました。

むしろ、先月の30㎞ロードレース「釧路湿原ラソン」の方が、暑さという意味では10倍以上しんどかったですね。

 

で、私のレース結果でありますが、なんと1㎞ちょっと過ぎたところでいきなり蜂の襲撃にあってしまい、左上腕部を刺され、こりゃ走り続けるわけにはいかんなあと、近くにいたスタッフさんに声をかけます。

 

その後「スタッフさんの車で待機→医療スタッフの到着待ち→ポイズンリムーバーで応急処置」と30分ぐらいのロスタイム。

この時点で、「なんかこのままDNFして帰りたいな」と弱気モード。

 

ところが、「ロードのフルマラソンなら、もう関門に間に合わないだろうけど、トレイルならまだまだ追いつくから大丈夫!頑張って!」と励まされ、「レース復帰」の許可が出ます。

 

序盤はずーっと最後尾で、終末車に追いかけられる落ち着かない展開で、しかも、私が到着する前に第1エイドが撤収されるという事態になり、「ホントに大丈夫か?俺?」と思いましたが、10㎞過ぎたところで、ようやく他の参加者の皆様の姿が見え、落ち着きを取り戻します。

結局、第2エイドは関門約1時間前に到着。

これで、「ああ、今日はどうにか完走できそうだな」と。

 

序盤から「完全にレースを投げ出したい」衝動に駆られましたが、医療スタッフの皆様を始めとする、多くの方々の力によって、約7時間半で無事完走することができました。

「蜂に刺される」という経験は人生初。

でもって、マラソン大会で、医療スタッフのお世話になるのも初ということで、今までにない経験をさせていただいたと、プラスにとらえています。

本当にお世話になりましたm(_ _)m。

 

ロードの大会以上に、何が起こるかわからないトレイルの大会。

トラブルを楽しむぐらいの心の余裕が必要ですね。

 

というか、レースで走っている時間よりも、帰りの車の運転の方がしんどかったでござる。

15時に撤収して、結局、釧路についたのは22時と、レースと同じぐらいの移動時間でした。

ぶっちゃけ釧路からなら、マイカーで移動する道央圏のレースに出るよりも、飛行機で移動して、つくばなどの関東のレースに出る方が、身体は楽なのだよね。

 

おやすみなさい。