ゴシラン

走ることについて語ります

今年初「ヴェイパー様」

24時間100マイルレースが終わり、秋のフルマラソンに向けて、失われたスピードを取り戻そうと、もがきあがく日々が続いています。

いや、元々大してスピードないから、「失われた」ってのもおこがましい表現なのだが。

 

 

とりあえず、月末の「釧路湿原ラソン(30km)」に向けて、久々に「勝負シューズ」である「ヴェイパー様」に足を入れます。

2020年の1月に買ったこのシューズも、コロナ禍で大会が中止になりまくってしまい、クラブ練の「3kmTT」以外では全く出番がなかったのですね。

ついに「レースデビュー」を果たすべく、久々に感触を確かめることにします。

尚、このシューズを使用するのは昨年の11月以来の模様。

通算でも、まだ10回も使用しておらず、「寿命が短い」と言われている「ヴェイパー様」ですが、へたりや劣化はないんじゃないかなあ。

多分。

 

一応、湿原マラソンの目標は、キロ4分半ペースの2時間15分ということで、今日は20km、キロ4分40〜50秒ぐらいのペースで走ることにしましょう。

 

どうも先週の登山の疲れが残っているのか、イマイチ調子が上がりませんね。

脚はそこそこ回るのだが、それに心肺機能がついていかない感じ。

 

でもって、「なんか今日はダメだなあ」とネガティブな気分になってるとこに、追い打ちをかけるように4km過ぎで職場から呼び出し。

とりあえず5kmでストップして、職場へGoします。

 

 

設定ペースはだいたい守れていたのだが、どうも不完全燃焼だなあ。

これで今日の練習を打ち切るのもなんなので、職場での用事を済ませてから「15kmリベンジラン」の部に入ります。

 

午後になってからは、太陽が燦々と照り、気温も22度と暑くなってきましたな。

「22度で暑いとは何事じゃ!」と、暑い地域にお住まいの方からは叱責をいただきそうですが、釧路民にとって20度を超えたら、それはもう「真夏日」なのです。

 

「かったりーなー、もし調子悪かったら10kmでやめよう」と思いながらも、どうにか15km走り切りました。

 

 

一応、設定ペースは守れたが、どうもバタバタした余裕のない走りだったなあと。

ヴェイパー様使ってるにも関わらず、「跳ねる」ような感じがなかったんだよね。

 

 

心拍も終盤は170ぐらいまで上がって、かなりキツかったね。

脚よりも心肺の衰えが気になります。

これが加齢というものでしょうか。

今年に入ってずっとスピード練習から逃げてきたツケが来たようです。

 

今日の平均ピッチは197。

それに対して平均ストライドは110cm。

課題は明確ですな。

というか、典型的なピッチ走法の私にはヴェイパー様は使いこなせないんじゃないだろうか。

ピッチ走法向けの「ASICS メタスピード エッジ+」の方が向いてるんじゃないだろうかと、自分の能力のなさを道具のせいにしてしまいたくなるが、もうちょいヴェイパー様の性能を活かせるような走りにモデルチェンジしていかなくてはな。

 

今日思ったこととしては

・支持脚に十分体重が乗っていない

シザース動作で遊脚の勢いが止まり、骨盤の動きのキレがない

 

ってことが、ストライドが伸びない原因なのかなあと。

「厚底シューズではハムストリングからお尻の筋肉に負荷がかかる」と青山学院大学の原監督が言われていますが、今日の感覚ではお尻周りの筋肉にしっかり負荷がかかっていて、走り方の大きな間違いはなさそう。

引き続き、グルートドライブやグルートキックなどで、お尻周りの筋肉を鍛える方向で行こうと思います。

 

gossy54200.hatenablog.com

 

ただ、ハーフぐらいの距離ならもちそうだが、これがフルになると、途中でハムストリングが攣るんじゃないかなあという危惧はあります。

 

果たしてヴェイパー様を私はフルマラソンでも使いこなすことができるのか?

 

今回の釧路湿原ラソンでのテーマはこれにつきますね。

「30km走って、あと12km、筋肉がついていけるのか?」

 

ヴェイパー様でガチで10km以上の距離を走るのは、今日が初めてだったりするので、色々と考えるよい機会になったと思います。

 

さようなら。