ゴシラン

走ることについて語ります

深夜の4時間走36km

6月末の「24時間耐久レース」という変態レースに向けて、ここ一ヶ月、距離だけはアホみたいに走っている私。

「24時間走り続ける」ということは、当然、深夜も走らなければならないわけで、どっかで夜間走行の練習もしといた方がいいだろうと。

そこで「3連休の真ん中」という、ある程度生活リズムを乱してもOKという日を利用して、夜の公園をアホみたいにぐるぐる走ることにいたしました。

 

大会は「一周約1.6kmの舗装されていないクロカンコース」をひたすらぐるぐる回るという、なかなか精神的に削られるレースになりそうです。

ということで、今回は周回コースに慣れるために、未舗装の深夜の公園(一周約1.4km)を、夜中に目的もなくぐるぐる回るという、付近住民に目撃されたら「あいつキ○ガイだ!」と通報されるんじゃないんだろうかというレベルの変態練習を単独で行いました。

どーせ誰か誘っても、「こんな練習やりたくねー」って誰も乗っかって来ないのは目に見えてますからね。

 

本番を疑似体験するために、ずーっと起きている状態で行うのが一番よろしいのでしょうが、「早寝早起き」の規則正しい生活をモットーとする私にそれはあまりに酷なので、19時半から0時まで仮眠を取って、0時半出発という形にしました。

出発前に食パンにピーナッツクリームを塗ったものと、眠気覚ましのコーヒー、そして疲労緩和のためのアミノ酸顆粒を摂りました。

多分、これで戦えるんじゃないかな。

公園の近くにはコンビニもあるし、足りないものは買い足せばいいだろう。

 

 

草木も眠る丑三つ時。

ヘッドライトをつけて、最低限の照明はついているが、基本真っ暗に近い公園を走っている私は、せっかくのゴールデンウィークに何をやっているんだと、楽しくなってきた。

 

キロ6分半から7分ぐらいのまったりペースでペタペタと進みます。

気温は7度と、ここ数日0度近くまで冷え込む釧路にしては、走りやすいコンディションでしたね。

 

基本、ランニング時に音楽を聞かない私でありますが、さすがに長時間のランニングになると、何か流さないと頭がおかしくなってしまう。

ということで、今回、4時間走のお供に選んだのはこれ。

 

www.stv.jp

 

北海道以外の方にはわからない内容で申し訳ないですが、この番組のメインパーソナリティ明石英一郎アナは、私が高校生のとき深夜ラジオでめっちゃ笑かしてもらったパワフルなお方です。

当時30代前半だった明石アナも、還暦を過ぎ、昔よりはマイルドなりつつも、独特のギャグセンスは健在で、放送の中で10分に1回は笑かしてくれます。

北海道外の方にも是非明石アナワールドを体験してもらいたい。

Radioプレミアムでも聴くことができますので。

さすがに「いんでしょ大作戦」のためだけにプレミアムに入れとまでは言いませんが、ポッドキャストでも番組の番外編的なものをやっていますので、「これは俺のツボだな」と思った方は是非本編も聴いてみてください。

4時間などあっという間に過ぎてしまいます。

 

ということで、話は走ることから大きくずれてしまいましたが、「明石のいんでしょ大作戦!」は時間の経過を忘れるぐらい面白い番組で、単調なロング走のお供には最高であるということです。

SDカードに番組を録音したものを、ひたすらニタニタしながら聴いておりました。

 

結論から言うと、4時間の間、特にドラマチックなこともなく、ブログネタ的には極めてつまらない深夜のランニングでしたね。

ネタとしては「うわー単調でつらい!」「いつまで続くんだ!」「こんなのドラゴンボールの『精神と時の部屋』レベルの拷問だ!」って方が、読んでる方としては面白いんでしょうが、そういうネガティブなことは一切思い浮かびませんでした。

ロング走は考えごとをしながら走ると辛くなるので、「何も考えない」に限りますね。

考えごとは脳のエネルギーを消費して、身体の中の限られた糖質を使ってしまいますし。

自分が機械になったつもりで、淡々と歩を進めることに専念しましょう。

 

一応、備忘録的にメモっておきますと

 

・15kmぐらいで、頭が重くなり眠気がやってきたが、原因は単に「ヘッドライトの締め付けがキツイ」ということだっただけらしく、3cmぐらい上にずらすと嘘みたいに頭が軽くなり眠気が吹き飛んだ。ヘッドライトの装着位置は重要。

 

・出発前のコーヒーは有効。仮眠を取ったのもあったが、明け方になっても眠気が襲ってくることはなかった。本番でも23時ぐらいにカフェイン系の飲み物をぶっこんでおきたいところ。オフィシャルエイドでホットコーヒーが振る舞われれば嬉しいんだがな。

 

・気温が低いのもあったが、体力的に消耗することもなく、4時間無補給で行くことができた。夜は日光で体力を奪われることがないから、案外距離が稼ぎやすい時間帯なのかも知れない。

 

・今日は視界がクリアなコンディションなのでよかったが、レース会場は新釧路川から近く、霧が発生することも十分考えられる。コース上には段差もあるんで、霧が出ると厄介なことになりそうだなと。

 

 

朝の4時半にはすっかり明るくなっていました。

桜のつぼみは膨らんでおり、来週にはここも桜で満開になりそうですな。

道外の方にとっては、桜などとっくの昔に散ってしまったものと思われますが、道東の果ての地では5月になっても桜を愉しむことができるのです。

 

普通の50ぐらいのおっさんだったら、ゴールデンウィークは家族サービスをして、子供を連れて観光地に行ってくたくたになっていることだろうが、私はこんな早朝からひとりでくたくたになって一体何をやっているんだろうと、ふと虚無的になった。

まあ、人は人、自分は自分だ。

最近読んだサマセット・モームの「月と六ペンス」に書いてあったが、「人はなりたいものになるのではなく、ならざるをえないものになる」のである。

若いころは24時間どころか、24秒も走りたくない私なのであったが、こうならざるをえない運命だったんだろう。

知らんけど。

 

 

ちなみに「100マイルウィーク」の到達度は、本日をもって「133/160」になりました。

もう面倒なので、明日さっさと160km突破したいと思います。

 

さようなら。