ゴシラン

走ることについて語ります

ゴールデンウィークは100マイルウィーク

5月になりました。

世の中は連休真っ最中で、私も一応暦通りには休めるのですが、仕事上、本日より待機義務が発生し、遠くに行くことはできません。

自転車遊びは昨日でおしまいで、今日からはひたすら近場を走ることにいたします。

 

どうせ休みなら徹底的に走り込んでやろうと、ふと思いついたのが「1週間で100マイル」を走ること。

 

holosrc.com

 

24時間世界選手権優勝の実績を持つ井上真吾さんは、100kmウルトラマラソンを完走するために「1週間に100km走るトレーニング」を取り入れることを推奨しています。

じゃあ、6月末の「24時間耐久レース」で100マイル(≒160km)を走ろうと思っている私は「週に100マイル」がひとつの目安になるのかなあと。

去年UTMFが中止になったことを受けて代替で企画された「バーチャルUTMF」も「1週間で160kmで認定」ってことになってたし、まあ練習量としては妥当なところなんじゃないでしょうか。

 

やると決めたら行動あるのみです。

昨日一昨日とランニングは控え、自転車で遊んでいたので、若干疲れはあるものの脚自体は元気です。

まずは「100マイルウィーク」のはずみをつけるために、初日で最低でもフルマラソンの距離は走っておこうじゃないか。

 

今朝はめっちゃ冷え込みが強く、最低気温が1.5度と5月にあるまじき気温です。

それでもウィンドブレーカーを着込み、手袋は2枚重ねにして、半分凍えながら運動公園の周回コースをぐるぐる回ることにしましょう。

 

 

こんなクソ寒い中、朝6時からアホみたいな距離を走るのは私ぐらいかと思っていたが、すでにラン仲間K氏が、タンクトップ短パン姿で、鬼のような勢いで走りまくっている。

これは途中でやめるわけにはいかんだろ。

ペースはK氏の足元にも及ばないが、着実に自分のペースで歩を進め続けよう。

 

で、9時前までに29km走り、そのままクラブ練習会に合流。

 

 

練習会では同じく「24時間耐久レース」に参戦するN氏と、補給等の作戦面についてあーだこーだと言いながらタラタラ走ります。

まあ、計画を立てたところで、実際やってみないと、どのくらいのところで身体が全く動かなくなるかはわからんですわな。

サロマウルトラの制限時間である13時間は多分持つと思うけど、こっから先は完全に未知なる世界だからな。

正直、脚の売り切れよりも、低血糖や低ナトリウム血症、脱水、夜間の低体温症の方が怖いかなあとは思っている。

 

クラブ練で14km走り、この日の合計距離は43kmとフルマラソン超えで、よい練習になりました。

こんなクソ寒い中、大会でもなんでもないのにフルマラソン以上の距離を走るなんて頭がおかしんじゃないかと思う人もいるかも知れないが、世の中上には上がいるものである。

 

上にもチラッと書いた「タンクトップ短パン」で激走していたK氏。

なんとこの日の総走行距離は68.75kmで、しかも「ひとりフルマラソン」で2時間40分切ってPB更新などと言っているのだから意味がわからない。

もう突っ込みどころがあり過ぎて、早朝から「ガチひとりフルマラソン」をやること自体が変態なのか、単独走で2時間40分切りをすることが変態なのか、フルマラソン走った後にダウンジョグで20km以上走れることが変態なのか、さっぱりわからない。

あ、一応言っとくと、この「変態」ってのは、私の中で最大級の「褒め言葉」でありますので、K氏並びに関係者の皆様、気分を害さないでいただければ幸いです。

本日はそんなK氏とダウンジョグでご一緒できて、非常に光栄でした。

またよろしくお願いします!

 

さて、そんなK氏のことを考えると、4時間20分もかけて、たかが43km走ったことなど生ぬるいことに思えて仕方がない。

と言うことで、帰りにジムによって、腹筋ローラー、下半身の筋トレ、トレッドミルでダウンジョグ5kmと、ちょっと自分をいじめてみました。

俺は真正のマゾなのか?

 

んなわけで、パワフルなK氏のおかげで、「100マイルウィーク」の初日は48kmと、幸先の良いスタートを切ることができました。

土曜日までには160km以上を走り切り、なんとなくではあるが「ひょっとしたら24時間100マイル行けるんじゃね?」って手応えを掴んでいきたいものです。

 

さようなら。