ゴシラン

走ることについて語ります

2022北海道マラソン当選

タイトル通りです。

「倍率はようわからんが、まさか落選することはないだろう」と、たかをくくっていましたが、いざ当選結果を見ようとランネットにアクセスしたとき、めっちゃドキドキした小心者の私です。

 

Twitterのタイムラインを見る限り、落選された方は少数派だったようで、ある意味、東京マラソン当選よりも価値ある落選なのではないでしょうか。

なんてことを言ったら、ガチで落選した方に血が出るまで殴られそうなので、今の発言は取り消します。

気を悪くされた方がいらっしゃいましたら、お詫びして訂正いたします。

だったら最初からこんなこと書くなと言われそうですが、思ったことは口に出したり、文に書いたりしないと気がすまない残念な性格の私です。

 

思えば、私がランニングにハマり始めた2003年当時、「北海道マラソン」はテレビの世界の「エリートレース」で、「フルマラソン4時間未満の持ちタイムがないと参加しちゃダメよ」という、選ばれしランナーのためのレースでした。

 

その後、私の興味はランニングからロードバイクに移ってしまい、フルマラソンなど一生走ることはないだろうと思っていましたが、2009年より制限時間が4時間から5時間に延長され、「これだったら俺でも完走できるんじゃないか」と、その気になったのが2011年。

当時の北海道マラソンは午後スタートで、30度ぐらいのクソ暑い中を死にそうな思いで走ったものだが、西日の差す大通公園のゴールが見えたときの感動は今でも忘れられません。

今の午前スタートでは味わえないシチュエーションですな。

 

結局、北海道マラソンがきっかけとなり、また私の興味の軸足はロードバイクよりもランニングに移り、現在に至っています。

2011年、道マラ挑戦に向けて必死こいて練習していたときは、「フルマラソンはこれが最後の挑戦。完走したらもうやめる」などと思っていたものですが、気がつけば100kmマラソンに挑戦したり、大会でもなんでもないのに週末に50km以上走ったりと、すっかり「変態さん」の仲間入りをしてしまったようです。

 

一時期、記録狙いに走っていたころは「クソ暑い道マラで消耗することはない。涼しくなった秋まで体力を温存しよう」と、道マラはパスしてきましたが、やはり道マラは「私の走るモチベーションの原点」。

数字には残らない、たくさんの思い出がつまっています。

(まあ、思い出したくもないちょっと苦い思い出もあるがな。その辺については自分にとっても辛いし、読んでいる人にとっても面白くないであろうから割愛)

 

 

ひょっとしたら、もう北海道マラソンは金輪際未来永劫開催されないのではないかと、疑心暗鬼になったときもありましたが、去年一昨年と開催されなかった分もはっちゃけてフィーバーしようと思います。

去年のオリンピックに負けないぐらいの、熱い道マラにしようぜ!

 

さようなら。