ゴシラン

走ることについて語ります

真冬の30km走

2月に入ってからほとんど雪が降ることもなく、スケートリンク状だった歩道もほぼアスファルトが見えるようになっている、ここ釧路です。

 

ただ天気予報を見ると、明日は荒れ模様でまとまった雪が降りそうとのこと。

んなわけで、走りやすいうちにたくさん走っておこうと、今日は久々に30km走の旅に出ることにしました。

 

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シューズは雪道用のASICS「スノーターサー」を使うまでもないが、かと言って、凍結路面が残っているところで、ソールがツルツルの夏用シューズを履くにはちと怖い。

ということで、トレイル用のNIKE「ペガサストレイル」をチョイス。

トレイル用に買ったはずなのだが、山に行くことはほとんどなく、結局、雨の日や冬用のジョグシューズになってしまってますね。

 

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国道391号線を北上していきましょう。

ご覧の通り、路面はほぼ95%以上はアスファルトが見える路面で、夏のように快適に走ることができます。

 

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基本、30km走でも脂肪燃焼効果を狙って「空腹無補給」で走ることにしている私であるが、今回は久々の30km走ということで不安があり、4km地点のローソンで朝飯補給。

コロッケはうまかったが、終盤、胸焼けしてコロッケ味のゲップが出て、失敗したと思った。

ランニングの補給に揚げ物は向いていませんな。

 

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釧網本線沿いに走ります。

この日も観光列車「冬の湿原号」は運行されていましたが、SLではなくディーゼル機関車バージョンでしたな。

今季はSLは動かないのかしらん。

まあ、SLだろうがディーゼルだろうが、こういう社会情勢だと、観光列車もさぞガラガラなのだろうなあ。

 

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2月も半ばを過ぎてくると、太陽の位置も高くなってきますな。

なんだかんだで、もう冬至よりも春分の方が近いんだなあと。

ホントに時が経つのは早いものである。

 

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わたしゃ、こういう人も車も来ない田舎道を、タイムを気にすることなく、目を半開きにしながら、頭を空っぽにして「眠るように走る」のが好きなのである。

一種の心身のリラクゼーション的な感じですな。

 

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お寺の横を走ります。

 

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コミュ障の私であるが、会話ってのはこんなのでいいんだなあと。

自分のことをべらべらしゃべるよりも、相手の言葉を傾聴し共感できる能力の方が大事なのではないか。

ついつい「正しいか間違いか」という価値基準で、相手の言うことを否定しがちな私としては、このことを肝に銘じておきたい。

「寒いね」と言われて、「いや、これでも昨日よりは暖かいですよ」という返答を、多分相手は求めていないのである。

 

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中盤にそびえる「激坂」。

ここはキロ7分ペースがいっぱいいっぱいでしたね。

 

ここで体力を使い果たしたのかどうかはわからんが、21kmを過ぎた辺りから、ガクンと疲労を感じます。

風向きが向かい風に変わったってのもあるんだが、ペースの割には心拍数は上がり気味。

しばらくロング走をサボっていたツケだな。

 

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つい半月前は氷結していた釧路川も、すっかり解氷していますな。

水も青々としていて、徐々に春の近づきを感じます。

 

とは言え、最初に書いたように明日は「吹雪」の予報なので、つかの間の春らしさなのだがな。

しかし、行きつ戻りつ、確実に季節は先に向かっているということでよろしいのではないでしょうか。

そろそろ30kmをサクッと走れるように、走力を取り戻していかねばな。

ロング走に耐えうる走力は、ロング走を行うことによってしか鍛えられないのである。

 

明日は天気もよろしくないし、じっと家で引きこもっている予定です。

雪かきをして、ローラー台ぐらいは回すかも。

 

さようなら。