ゴシラン

走ることについて語ります

冬の運動公園

釧路の運動公園、正式名称は「釧路大規模運動公園」って、基本そのまんまのネーミングですね。

市内の北の果てに、野球場、サッカー場陸上競技場、テニスコート、ランニングコースもある巨大体育館などなど、広大な土地にあらゆるスポーツ施設が揃っている市民の健康づくりの場なのである。

 

夏場はマラソンクラブの練習会でも使われる運動公園であるが、ここは冬場の除雪は一切なされないところだったので、今まで冬に来ることはほとんどなかったのね。

ところが今シーズンは、「車両冬期通行止め区間が除雪されていて、走れるようになっている」という情報を手に入れたので、どんなもんかと行ってみたわけであります。

 

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約1.5kmの「車両進入禁止区間」。

ここをひたすら何往復もしていきましょう。

往復コースは飽きるという話もあるが、歩道がスケートリンクになっていてまともに走れない釧路市民にとっては、ストレスなく走れる場所があるだけでありがたいというものだ。

 

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この日の釧路は珍しく朝から雪が降っていました。

昨日までばっちりアスファルトが見えていた路面も、薄っすらと雪で覆われています。

 

雪があるのは別にいいんだが、問題は氷の上に雪が積もっているところがあって、でもって、ちょっと見ただけでは、雪の下に埋もれているのがアスファルトなのか氷なのかわからんわけで。

うっかり気を抜くと「下が氷トラップ」にまんまとハマってしまい、ズルっと行くこと多数であったが、それでも転ばないのが道民根性なのである。

 

公園内ではクロカンスキーを楽しまれる人たちがそこそこいましたね。

冬季オリンピックの真っ最中、ノルディック複合とか見ていると「クロカンスキーやってみたいなあ」とちょっと思うのだが、雪の少ない釧路でもクロカンスキーができる場所が意外と身近にあるのね。

今日みたいに新しい粉雪が降り積もった状態だと、さぞかしスキーも楽しいのだろうなあ。

 

オホーツク地方では、アホみたいな距離を走らされるスポーツ大会が3つあります。

 

一つはよく知られている「サロマ湖100kmウルトラマラソン」。

もう一つは、8月に美幌町で行われる「ビホロ100kmデュアスロン」。

これは100kmでも、第一ラン10km、自転車80km、第二ラン10kmと、自転車で80kmをワープできるので、サロマほどはしんどくない(過去3回完走歴あり)。

でもって、最後の一つが「湧別原野オホーツククロスカントリースキー大会」。

オリンピックのクロカンスキーは最長でも50kmであるが、この大会は「80km」とハンパない距離を走らされる(昔はサロマやビホロに合わせて100kmだったようですが)。

 

んで、この3つを完走すると「オホーツクトリプルマスター」とされ、多分紙切れ一枚しかもらえないのであろうが、非常に名誉ある称号が与えられるのである。

まあ、ここ2年はコロナ禍で大会自体が行われていない状況であるが、「トリプルマスター」を目指すという方向もありかなと。

ただ、釧路だとクロカンスキーできるのがせいぜい2ヶ月ぐらいで、そのために投資するのもアホらしいなあ。

いや、でもロードバイクよりは安くつくか。

また、来年の冬になったらどうするか考えよう(多分、やらない)。

 

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雪に埋もれた市営球場。

毎年、釧路ではファイターズの主催試合が1試合行われるが、今年は「BIGBOSS新庄」がやってくるということで、当日はお祭り騒ぎになるんだろうなあ。

そのときは、あんまりコロナが暴れていなければいいですがな。

 

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夏場よく行っていたところに、たまーに冬に来るのもいいものだ。

同じところでも、夏と冬ではまったく違う姿が見られるのは、雪国住まいの「特権」とも言えよう。

確かに生活する上では、雪は邪魔以外の何物でもないが、たまには子供のころのように新鮮な気持ちで、雪景色の持つ「静寂さ」を味わうのもいとをかし。

ありをりはべりいまそかり。

 

さようなら。