ゴシラン

走ることについて語ります

走って帰ろう

去年の9月から「通勤ラン」をしていたのだが、怪我したり、暑い時期は汗の始末がめんどくさかったりで、春からは自転車通勤に切り替えたのだよな。

 

f:id:gossy54200:20210830193333j:plain

f:id:gossy54200:20210830193927j:plain

 

自転車通勤の相棒は、英国製折りたたみ自転車「ブロンプトン」。

折りたたむとコンパクトなサイズになり、旅行のお供には最高なのですが、今の仕事に変わってから、休日の行動範囲が制限されることが多くて思うように遠出ができず、ほぼ通勤専用マシンと化していたのですな。

せっかくの高級自転車なのに、ママチャリのような使い方しかしていなくてもったいない。

 

そんな中、突如「是非、ブロンプトンを譲ってほしい」というコンタクトがあり、非常に愛着のある自転車なのでちょっと迷いましたが、今のような使い方だったら、もっと大事にアグレッシブに使ってくれる人に譲った方が、自転車も喜ぶのではないかと思い、譲渡することを決意しました。

いざ譲渡となると、寂しい気持ちがこみ上げてくるかなあと思いましたが、譲渡先の方のものすごく嬉しそうな表情を見て、「この方なら間違いない!」と確信しました。

約12年半に渡るブロンプトン生活に、いったん終止符を打つことになりましたが、定年退職後にまた優雅にブロンプトンを転がす生活に戻れればいいなあと。

まあ、そんな先のことを考えても仕方のないことなのだが。

新たなご主人さまの元でのブロンプトンの活躍を願う!

 

前置きが長くなりましたが、お手軽に使える自転車もなくなったし(一応クロスバイクもあるが、4階の自室から上げ下げするのがめんどくさい)、また「通勤ラン」を始めようと思ったわけです。

ただ、この時期は汗の始末がめんどうなので、行きは語学教材やオーディオブック聴きながら徒歩通勤にして、帰りだけランニングにしようと。

 

f:id:gossy54200:20210830195602j:plain

 

今時期の釧路は、日没が18時ぐらいであり、帰宅ラン時にちょうど夕焼け空を満喫できる絶好の環境なのです。

「世界三大夕日」の一つを毎日見ながら走れる喜びよ。

遠くに旅行などしなくても、身近なところに楽しみは存在するのである。

 

f:id:gossy54200:20210830200331j:plain

 

製紙工場が撤退しても、俺達には夕焼け空があるじゃないか!

あと半月ぐらいは、昭和の青春ドラマのように「夕日に向かって走る」日々を過ごしたいと思います。

例え、夕日に向かって走る人が加齢臭漂うおっさんであろうとも。

 

「キロ何分」とかペースにとらわれず、純粋に風景を楽しむランニングスタイルもありだと思います。

ランニング中に見るべきものはガーミンの数字ではなく、目の前に広がる景色なのである。

 

さようなら。