ゴシラン

走ることについて語ります

半年ぶりの50km走

タイトル通りです。

前回の50km走は、もう半年も前になるのですね。

いくらウルトラのレースがないと言えども、ちょっとサボりすぎたわ。

 

gossy54200.hatenablog.com

 

月末に「サロマ湖100kmウルトラマラソンオンラインチャレンジ」という名目で、「1day100kmチャレンジ」ってのがあるんですね。

 

saromanblue.jp

 

今年は故障もあって、全然フルの距離以上のロング走ができていないのだが、果たして月末までに100km連続で走れるのだろうか?

ということで、本日は50km走を行って、今の走力で「100kmチャレンジ」に参加しても大丈夫なのだろうかと、テストしたわけであります。

4時起きで、気合を入れるのだ!

 

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普段、30kmぐらいのロング走のときは「空腹無補給」で行くのですが、さすがに今日は朝飯を食べます。

餅とピーナッツバターの組み合わせは、意外とうまいぜよ。

ちなみに前日も、べこ餅や羊羹でカーボローディングをしておきました。

体重は普段より0.5kgほど重め。

 

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補給食はこんな感じ。

10km毎に1つ飲む感じですね。

結構量が多くて、胃にズシンとする感じがするのだが、わたしゃ貧乏性なので、大会で使うようなお高いジェルは練習では一切使いません。

ガッツギアは、お子様用で大人が飲むものじゃないと思うかもしれませんが、200kcalとたくさんカロリーが取れるので、ウルトラ練にはおすすめ。

 

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運動公園にある一周約3.3kmのランニングコースをひたすら15回ちょっとぐるぐるします。

公園の周回コースだと、信号ないし、補給もコース上に置いておけばいいしで、走ることだけに専念できていいんですよね。

周回コースだと精神的に飽きるという声もあるかもしれませんが、私は同じとこ何周回っても大丈夫です。

過去には一周240mの室内ランニングコースを250周(60km)走ったこともありますし。

 

ただ、コース脇に給水用の麦茶のペットボトルを無造作に放置していたら、掃除の方にゴミと間違われて処分されて、途中から「うぉー!水がない!」状態になってしまいました。

まあどう考えても、これは私が悪いのだが。

横着しないで、ちょっとタイムロスになろうが、必要な補給物は車に入れておいた方がいいね。

 

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んなわけで、20km以降は、いざというときのために車に忍ばせておいた「リアルゴールド」が私の命の水でした。

ラソンの補給にリアルゴールドは合わんような気もするが、これはこれでエネルギーがいつもより蓄えられた気がしてよかったよ。

ちなみに「三千院ナギ」なる人物が誰なのかはわかりません。

 

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シューズは、私のフルマラソンベストを出した相棒「NIKEズームフライ3」を久々に使いますよ。

カーボンプレートの力で楽に50kmを走るのだ。

 

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6月頭の釧路は寒く、朝は気温一桁で、ウインドブレーカーを着込んで走っていましたが、今日はめっちゃ久々にTシャツ短パンで気合を入れていきますよ!

釧路でこんなカッコができるのは、せいぜい2〜3ヶ月ぐらいだからな。

 

ということで、晴れ、気温15度という絶好のコンディションの下、6時から走り出します。

日差しが強くなって気温が上がる前に、チャチャッと50km走ってしまおうぜ。

 

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運動公園のランニングコースは、半分ぐらいが木陰の下になっていますので、直射日光による体力の消耗が抑えられるのがいいですね。

 

さて、ズームフライ3。

やはりカーボンプレートの威力で、普段使っている同じくNIKEのペガサス37と比べると、同じ出力でキロ10秒ぐらい速いペースで「走らされている」感じがしますね。

ポーンポーンと跳ねるように走ると、脚が終わって、後半失速してしまうので、ウルトラマラソン用の「コンパクトな動きでピッチを稼ぐ」フォームで、淡々と脚を回します。

カーボンプレートのおかげで「蹴らなくても、足を置くだけで勝手に前に進む」ので、無理して蹴り出して脚を消耗させないのが、厚底カーボンシューズの正しい使い方なのではないかと思っています。

以下の本にも「カーボンプレートはバネによる反発ではなくピッチを上げるためのもの」って書かれてますね。

 

 

実際、普段のペガサス37では大体190spmのピッチで走っている私ですが、ズームフライ3を履いた今日のピッチは195spmと、ちょっと回転数が上がっています。

 

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ピッチが上がった関係で、心拍数はいつもよりも高めですね。

去年の「まちなかトレラン」では、150オーバーの心拍数で走っていて、40km以降力が入らず失速してしまったので、100km走るにあたり、今日よりも心拍数を抑える必要がありそうです。

できれば140ぐらいをキープできれば、後半に出てくる全身の倦怠感も、ある程度は抑えられるのかなあと思っていますが、こればっかりは実際に走ってみないとわからんですな。

 

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ただ、ピッチを上げると心拍数は高くなりますが、脚は温存され、今日は40km過ぎても失速せず、というかむしろ最後はキロ4分台に上げて、よい形で終わることができました。

上図を見ると一見ペースがバラバラに見えますが、周回コースのため、坂や風でペースが上下しているだけで、グラフの形はキレイな15個の山になっていて、出力はほぼ一定であることがわかります。

 

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約4時間半の間、飽きることもなく、狂ったように同じところをぐるぐる走っておりました。

やっぱ私はフルマラソンよりも、ロードのウルトラマラソンの方に適正があるんだろうなあ。

普段の10km朝ランよりもちょっと速いペースで、50kmサクッと走り切ってしまいました。

これなら「100kmオンラインチャレンジ」もサブ10、いや、もう一歩進んでサブ9.5も十分狙えるかなあと。

どうせなら、目標が高い方がゲームとしては面白いので、今のところは強気に「サブ9.5」を目標にしていきましょう。

って、もう「100kmオンラインチャレンジ」に参加する前提で書いてますね、この文章。

 

来週はシューズを変えて、今日よりちょっと短い「ひとりフルマラソン」で、月末に向けての調整をしていきたいと思います。

 

さようなら。