ゴシラン

走ることについて語ります

ときどき意味もなくずんずん歩く

タイトルは宮田珠己氏の旅エッセイのパクリです。

この本には利尻島を歩いて一周するエピソードなどがあり、なかなか面白く、観光ガイドには書かれていないようなディープな旅が好きな方にはオススメです。

 

ときどき意味もなくずんずん歩く (幻冬舎文庫)

ときどき意味もなくずんずん歩く (幻冬舎文庫)

  • 作者:宮田 珠己
  • 発売日: 2007/12/01
  • メディア: 文庫
 

 

まあ、そんな本のことなどはどうでもよく、 今日は天気もよいし、がっつりリハビリウォークをしようと朝の6時前から春採湖へ。

 

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つい2ヶ月前は7時ぐらいが日の出の時間だったのに、6時前でもすっかり明るいことよ。

 

ノルディックウォーキングで春採湖三周回(一周約4.7km)を目標に歩き出しましょう。

エイエイオー!!

 

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春採湖の周回路は完全に雪がなくなっていて、走れる路面になりましたね。

ただ、朝の寒い時間帯はいいのですが、8時を過ぎて気温が高くなると、雪解け水成分がどこからか現れて、ぬかるんだ道になるので要注意。

 

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春採湖の水面は凍っていて、冬の名残がまだありますが。

 

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一面に咲くふきのとうを見ると、この道東の地にも確実に春は訪れつつあるのだなあと感じます。

 

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朝から日の光を浴びながら散歩するのは、心身の健康によいものです。

つい数年前までは、こんな朝から行動することなど、とても考えられないような生活を送っていたのですが、きっとこういうことに喜びを感じてくるのが「老化」というものなのでしょう。

うむ、そう考えると、朝から金もかけずに楽しめる「老化」というものは、必ずしも悪いものではない。

みんな安心してどんどん年を取ろう!

 

ちょっと急な下り坂を歩くときに、故障中の右ふくらはぎがピキッと来る場面はありましたが、さほど大きな問題もなく15km完歩。

 

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時間的には30km走るのと同じぐらいの長さを動き続けることができたので、スタミナ面の衰えはそこまででもないんじゃないでしょうか。

体力的にはもう10kmは追加で歩けそうな感じでした。

 

春採湖を去ってからは、車を車検に出し、ディーラーから近所の公園をテケテケと、今度はポール無しで早歩きする訓練。

 

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はてブロランナーの皆様のブログを拝見すると「お花見ラン」を楽しまれている方も多いようですが、こちら寒風が吹き荒れる道東の地では、桜の木はつぼみすらつける気配もなく、のっぺらぼう状態であります。

釧路の地で桜が咲くのは、ゴールデンウィークを過ぎた5月の半ばなのである。

釧路に来たときは、桜が遅いのはなんかちょっと寂しいなあなどと思っていましたが、日本一遅い時期まで桜を楽しむことができる生活もいいものですよ。

 

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んなわけで、「キロ9分強」の早歩きで追加の5kmウォーク完了。

午前中だけで20kmも無意味に歩いてしまったぜ。

怪我のリハビリは順調に進んでいるようです。

 

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最後の1kmは「キロ7分半」と、歩きにしては反則的な速さであったが、ついつい両足を同時に浮かしてしまう場面もあり、競歩的には完全にアウトの歩き方でありました。

というか「今月中はランオフ」を宣言していたくせに、気がつけば走っていましたね。

まあ、でも、これだけの速さで痛みもなく移動できるのであれば、来月には「キロ6〜7分」ぐらいのペースで走れるようになるんじゃないでしょうか。

回復に向けての階段を徐々に駆け上がっているようです。

 

ただ、去年の12月には57あったガーミン測定のVO2maxが、45まで下がってしまい、心肺機能の衰えを感じますな。

まあ、怠けていたのだから仕方がない。

来月から徐々に取り戻そう。

底まで落ちたのだから、後は上がるだけと思えば、気も楽になるもんさ。

 

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早朝は氷点下だった気温も、昼近くになると二桁まで上がり、いよいよ春本番ですな。

すっかり忘れかけているが、2ヶ月後には「カムイの杜トレイルラン」で43km走らなければならないようですので、それに向けて徐々に走れる身体を取り戻していきたいと思います。

 

さようなら。