ゴシラン

走ることについて語ります

SLランからの右ふくらはぎ故障

私の住んでいる釧路では、観光列車として「SL冬の湿原号」が1月の下旬から2月末にかけて運行されます。

本日は2021年最後の運行日ということで、クラブ練習のテーマは「SLを見て乗客に手を振ろう」でした。

 

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JR東釧路駅から、釧網本線沿いの国道391号線を遠矢駅に向かって北上します。

アスファルトが見えているところが多かったですが、一部ザクザク雪のところがあって、ゴアテックスのトレランシューズを履いて正解でしたね。

尚、ゴアテックスにも関わらず、靴の中は雪解け水でぐちゃぐちゃに濡れた模様。

なんでだ?

 

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途中、国道から外れて、何もない田舎道をひた走ります。

撮り鉄スポット」である踏切のところで、往路の10kmは完了。

 

でもって、来た道をそのまま引き返します。

途中、ブオーッと汽笛の音が聞こえてきて、「おお、もうすぐ列車がやってくる」と、ランニングを中断して、スマホをスタンバイして列車が来るのを待ち構えます。

 

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力強い煙を吐き出しながら、通過していく蒸気機関車を間近で眺めるのは壮観です。

こちらが客車に向かって手を振ったら、乗客の方も手を振り返してくれて、ほっこりした時間を過ごすことができました。

SL冬の湿原号、一度乗ってみたいような気もするが、こういう列車は乗るよりも見る方が楽しいという話もある。

客車には「ダルマストーブ」と呼ばれる「石炭ストーブ」があり、ここでスルメを炙って食べることができます。

 

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往復で20kmのクラブ練は無事終了。

本日もクラブの皆様お疲れさまでした&ありがとうございました。

 

気温も一時期に比べると上がってきて、来月は雪解けも更に進み、快適に走れるようになるのではないでしょうか。

雪国ランナーは、冬期間まともな路面状況で走れないことにストレスを感じるのは事実ですが、その分、春の訪れを雪のない地域の方に比べ3倍は喜べるという特典があるのです。

 

 

さてさて、SLを満喫して満足満足の今回の練習会でありましたが、あまり調子がよろしくないのに無理して走ってしまったなあと反省しているワタクシであります。

 

昨日、ジムでバイクを漕いでいるときに、右ふくらはぎがピキーンと来て、「うあー、いてー、足攣ったよ」ぐらいに思っていたのですが、今朝になっても違和感が取れず、ふくらはぎを触ると痛みを感じる部分もあり、「ひょっとしたら肉離れ?」などと思いながら、「走れなくはないだろう」と自分の状態を過信してしまいましたね。

往路はキロ5分半ぐらいのペースで走れていましたが、復路から右ふくらはぎが爆発しそうになって、ペースはキロ6分半ぐらいに落ち、「うーん、やめときゃよかった。でも、DNFしようにも交通機関がないし、それ以前に財布持ってない」状態でありました。

長い距離の練習会では、違和感があったら痛みがなくても「無理せず休む」という判断が必要ですね。

 

恐らく軽い肉離れのような気がしますが、「冷やす」のがセオリーの肉離れに対して、練習後、銭湯に行って温めるなど逆効果のことをやってしまい、更にふくらはぎの状態を悪化させてしまいました。

 

2月は気象条件や路面状況が悪かった割には、ついつい走り込んでしまいましたので(月間走行距離425km)、「ここらで休め」とあえて故障という形を取って、マラソンの神が私に教えてくれているのでしょう。

色々反省することはありますが、故障してしまったものは仕方がないので、現状を受け入れ、まずは一週間ぐらいしっかり休養を入れて、英気を養いたいと思います。

 

さようなら。