ゴシラン

走ることについて語ります

ロコムーブを試してみる

わたしゃ、普段のトレーニングは走ってばっかりで、筋トレとかは基本やってません。

去年の今頃までは、ジムのマシンで一所懸命に鍛えていましたが、走りに関係のないところを鍛えても、関節の可動域が狭くなるだけで意味がないかなと。

 

以前にも記事にしましたが、以下の本を読んで、筋肉を鍛えるよりも、身体の使い方を工夫した方が、「怪我なく楽に走る」には効果的なのかなあと思ったわけでありました。

あのイチローも「チーターは筋トレしない」と、必要以上の筋トレを否定していることですし。

 

 

gossy54200.hatenablog.com

 

一応、ランニング以外の補強運動としては「チベット体操」を取り入れて、半年以上、毎日のように真面目にやっていました。

これは肉体のトレーニングというよりは、ヨガ的な精神的リラックスに効果ありと言ったところだったでしょうか。

 

5つのチベット体操──若さの泉・決定版

5つのチベット体操──若さの泉・決定版

 

 

gossy54200.hatenablog.com

 

ただ、先月、ランニング中に転倒して右手首を痛めてからは、チベット体操の一部の動きができなくなってしまったのですな。

チベット体操チベット体操で悪くなかったが、これに代わる補強運動を取り入れてみようかなと。

 

で、やってみようと思ったのが、股関節と肩甲骨が鍛えられる「ロコムーブ」というトレーニングだ。

詳しいことは以下の本を参照するなり、動画サイトを見るなりしてほしい。

 

図解と動画でまるわかり! 一瞬で動ける身体に変わる!

図解と動画でまるわかり! 一瞬で動ける身体に変わる!

  • 作者:中嶋 輝彦
  • 発売日: 2018/10/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

vimeopro.com

 

このトレーニングのよいところは、基本動作が3つしかなく、短時間ですぐに終わるというところだ。

3つの動きを5回×3セットやっても10分もかからず、朝の目覚め代わりの体操に持ってこいなのである。

 

でもって「ロコムーブ」を取り入れてから2週間ぐらいになるが、お手軽な割には、肩甲骨周りやお尻からハムストリングスの筋肉にじんわり効いてくるものがあり、走りにもよい影響があるんではないでしょうか。

知らんけど。

 

ただ、ロコムーブを行うにあたり、私なりの注意点としては、動画のように背中を反るイメージで行うと「反り腰」になり、腰を痛める可能性があるので(というか、私は去年の3月に実際に腰を痛めて、しばらくロコムーブは封印していた)、「背中はまっすぐ」をイメージした方が故障は防げると思います。

あと、ロコムーブでは「肩甲骨を寄せる」動きだけを行っていますが、みやすのんき先生の著書に書かれているように「左右の肩甲骨を寄せると腕振りしにくい」ですので、私は走る前にマエケン体操のような動きを入れて、肩甲骨周りを固めずスムーズに動かせることを心がけています。

 


これであなたもマエケン体操マスター!!

 

私は「肩甲骨」と「ハムストリング」の使い方が走りのカギを握っていて、その他の筋肉はおまけぐらいに思っていますので、肩関節やお尻周りの筋肉が固い方は、ロコムーブを取り入れて「スムーズな走り」を目指す方向でいくのも悪くないのではないでしょうか。

責任は持てませんが。

 

さようなら。