ゴシラン

走ることについて語ります

氷の上を走るということ

先週の土曜日の釧路は、朝方にそこそこ雪が積もり、そんでもって、午後になって気温が5度ぐらいに上昇したので、その雪が一気に溶けて、街中は水たまり状態になりました。

 

でもって、このまま気温が高い状態が続けばいいのでしょうが、日曜の朝はマイナス二桁まで冷え込み、当然ながら溶けた雪はそのまま氷となり、道路はスケートリンク状態になったのでした。

 

そんなわけで、この状況で集団で走るのは危険と判断され、日曜のクラブ練習会は中止になりました。

全くもって妥当な判断だと思います。

 

ただ、冬でもきちんと除雪が行き届いているサイクリングロードなら走れるかなあと、昨日は午後から「自主練」として、路面状況のチェックついでにサイクリングロードを走りました。

 

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滑るには滑る路面でありましたが、恐れていたピカピカの「ミラーバーン」状態にはならず、スピードを落とせばなんとか走れる路面でありました。

 

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んなわけで、今日も行けるだろうと、まずはマイナス13度の中を通勤ラン。

 

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気が狂いそうに寒いですが、今日も新釧路川からぴっかりと朝日が見られるさわやかな朝でした。

 

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路面は今までの通勤ラン史上、最悪でしたね。

氷路面に深夜に降った雪が薄っすら積もるという、最も滑りやすい路面状況でした。

大袈裟に言うと、10歩に一回はズルっと滑るような感じでした。

 

それでもどうにかバランスを取りながら、キロ7分近いペースでありましたが、転ばずに通勤ランミッションを完了。

意外とこんなんでも走れるものねと、大いに安堵していた私であった。

 

しかし、悲劇は帰宅ランのときに起こった。

 

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ついついアスファルトが見えていたから油断してしまったのだよね。

写真のビカビカに光っている路面に足を取られ、そのまま、ズルっ、ズデーンと豪快にコケてしまいました。

雪上で転ぶときは雪がクッションになるんで、まだそこまで痛くないが、アスファルトの見える氷路面だと情け容赦無しで痛みが伝わってくる。

 

んなわけで、現在、右手首いてーよーともだえながら、このブログを書いているわけであります。

さすがの私も反省しました。

こういう日に走ってはいけませんね。

おとなしくトレッドミルの上を走るか、滑り止めのアイゼンを装着して走ろうと心に決めた私なのでありました。

 

 

本記事は日本国民の99%には役立たない記事だとは思いますが、日本にもこんなスケートリンクのような環境で走らなければならないところがあるということを、心に留めていただければ幸いです。

 

さようなら。