ゴシラン

走ることについて語ります

氷の指を持つ男

私の指はエルサである。

 

のっけから自分でも何を書いているんだと思うが、そうとしか形容のしようがないのである。

ちなみにエルサというのは、あのエルサである。

そう「アナと雪の女王」に出てくる、あのエルサなのであった。

 

一応「アナ雪」を知らん人のために説明しておくと、エルサは、とある国の王女様で、指先から雪や氷を出す魔法が使える人なのである。

街中でしょっちゅう雪や氷を出していては、市民の生活にも影響を及ぼすので、一般市民に迷惑をかけないために、エルサは常に手袋を履いて(北海道弁)魔法を封印していたのですな。

 

そんな氷のような指先を持っているエルサなのであるが、私も雪や氷を飛ばすことはできなくても、氷のような繊細な指先を持っている。

とにかく私の指先は冷たい。

あまりこういうことを大っぴらに書くのははばかれるが、接待を伴う店で(どんな接待かは秘密だ)、私の手を握った女性のうち、10人に9人は

 

「手、冷たいですね」

 

と言ってくる。

それも夏冬関係なく言ってくるので、私の手の冷たさは筋金入りと言えるだろう。

 

こんな悩みを持っているのは私ぐらいなものだろうと思っていたのだが、「仮装ラン仲間」のチャーリーさんも、同様の悩みを抱えているようだ。

 

besmart-chari.hatenablog.com

 

私も一時期、チャーリーさんのブログに書かれている「テムレス」という「防寒用ゴム手袋」に手を出した時期があったが、結局、指先の冷たさに耐えられず、指先の部分を抜いて、手袋の中でグーを作らないと無理!という状況であり、手袋の役目を果たしていなかったのであった。

 

 

そういう「ガラスの指」を持つ私だったので、昨シーズンまでは「冬は太陽の出ている昼間か、屋内でしか走らん!」と決めていたのだが、今年は「冬でも通勤ランを継続する!」と、変な方向にやる気だけはあるので、対策を講じなければならない。

 

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釧路の冬はとにかく朝が寒い。

私が通勤ランに興じている7時頃に、嫌がらせかってぐらいに、一日の最低気温を記録する。

この「マイナス二桁」の世界を私の指は克服しなくてはいけないのである。

 

で、現在の私の「指先寒さ対策」はと言うと

 

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トライアルで99円で買ったウール素材の手袋を履いて(またまた北海道弁

 

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その上から、「ボクシングのグローブか!」ってぐらいの大きさの「ぼっこ手袋(ミトンの北海道弁)」をはめます(なぜかここは標準語)。

このぼっこ手袋は、確かホームセンターで3000円ぐらいで買ったと思う。

 

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これだと指先が全く使えず、ガーミンのボタンを押すのにもちょっと難儀するのだが、指が凍傷になるよりは10000000倍マシというものである。

 

で、効果のほどはと言うと…

 

これで全然行けるではないか!

 

今日みたいなマイナス13度の日でも、指先は冷たくはなれど、痛くはならなかったので、マイナス15度ぐらいまでならこれで行けるんじゃないか?

知らんけど。

 

釧路の1〜2月は最低気温がマイナス15度ぐらいに下がるのがデフォであるが、「あ、こんなチープな防寒対策でも行けるのね」と、今日の通勤ランは今後に向けて大いに自信になったのであった。

マイナス20度以下になったときは、さすがに通勤ランは自粛する。

そんな日はせいぜい年に1回か2回ぐらいだろうし。

 

んなわけで、「ウール素材の手袋をインナーにして、ワンサイズ大きいミトンを装着するのが最強!」という結論に達したわけでありました。

♪ 少しも寒くないわ

 

えー、チャーリーさん、釧路からは以上です。

 

さようなら。