ゴシラン

走ることについて語ります

ASICS「GEL-FUJITRABUCO 8」を買ってしまった

アマゾンプライムデーは危険である。

 

アマゾンプライム会員の私としては、このせっかくの年に一度のチャンスを利用しないともったいないと思い、大して物欲もないのに「あれ買った方がいいだろうか?これ今買わないともったいないんじゃない?」などと、無駄に迷いまくる時間を過ごすのであった。

 

こういう目的もない買い物をしようとするときは危険である。

特に「欲しいから」ではなく「安いから」買うと言う場合は尚更だ。

気がつけば、「なんかゴアテックスで水にも強そうだし、1万円以下だったらトレラン用のシューズを一足持っていてもいいんじゃね?」と、全く知らないASICSのトレランシューズをポチってしまった。

 

 

ちなみにこのシューズ、無理にアマゾンプライムデーで買わなくても、普通にASICS公式サイトでも似たような値段で買えることが判明した。

計画性のない判断は、往々にして間違っていることが多い。

 

まあ、しかし、ポチってしまったものは仕方がない。

大いに新しいトレランシューズを使い倒そうではないか。

 

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シューズのことは全くわからんが、ASICSの公式サイトによると「100kmや100マイル以上の長時間レースにも十分に対応できるクッション性と安定性を持つ」って書かれているので、将来「UTMF」や「信越五岳」の100マイルレースに挑戦しようという密かな野望を持っている私にはちょうどいいシューズなんじゃないでしょうか?

本当に挑戦する気あるのか?

 

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重さは360gとヘビー級ですね。

同じASICSの初心者用ランニングシューズである「ゲルカヤノ27」で約300gであるから、いかにこのシューズがクソ重いかがよくわかる。

 

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マウンテンバイクのブロックタイヤのごとく、イボイボがたくさんあるアウトソール。

これなら砂利道、泥道、岩場など、どんな道でも走れるんじゃないかという力強さを感じる。

 

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では、早速シューズを履いて走ってみましょう。

場所はアスファルト部分と、トレイル部分が半々ぐらいの割合である「春採湖周回コース」をチョイス。

 

履いた感触としては、ASICSらしくなく踵が妙にガポガポする。

踵のフィット感がASICSのウリだったはずなのだが、トレイル用はそうでもないんだろうか。

サイズ間違えたかな?

試着せずに通販でシューズを買うと得てしてこういうことになってしまう。

 

しかし、私は一見繊細に見えて、おおらかでいい加減なところもかなりあるので、実際に走り出すと、そんなに踵のガポガポは気にならなくなった。

ただ、その代わりと言ってはなんだが、シューズの重さが気になる。

こんな重量級シューズなんて、今まで履いたことなかったからなあ。

あと、自転車に乗らない人には伝わらない表現で申し訳ないが、ロード部分だと、ブロックタイヤMTBアスファルトを走っている感じで、一歩一歩抵抗がかかっているような気がしてあずましくない(北海道弁)。

 

その代わり、未舗装路部分では、ガッツリと地面をグリップしていい感じでしたね。

トレイル用シューズなんだから、当たり前と言えば当たり前なのですが。

ウェットな路面でも滑ることなく、ちょっと深い砂利でも足を取られることなく、快適に走ることができました。

 

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シューズが変わると、気がどーんと大きくなって、普段は絶対に走らないトレイルの激坂も駆け抜けたくなってきます。

現実は「駆け抜ける」とは程遠く、よたよた進むだけでありましたが。

 

感想としては、クソ重いが、普段使いでも、雨の日やザクザク雪には有効なシューズなのではないでしょうか。

 

来週行われる「まちなかトレラン8時間耐久レース」で、雨が降ってコースが荒れたときに、サブのシューズとして忍ばせておこうかなあとも思いましたが、今のところ来週の日曜日はピーカンの晴れで、このシューズの出番は残念ながらなさそうです。

 

ただ、せっかくなので、11月のまだ雪が降らないときに、コイツでちょっとトレイルを走ってみようかという野望を現在抱いています。

 

さようなら。