ゴシラン

走ることについて語ります

春採湖11周51kmラン反省会

先週の土曜日、周回約4.7kmの春採湖を11周走ったクレイジーな私です。

 

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今日は春採湖ランの感想というか、反省会というか、まあ、思ったことをテキトーにダラダラ書いていきます。

 

《ペガサス37のインプレ》

 

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NIKEペガサス37は、サブ4レベルの方に向けられたシューズのようです。

重さは272g(27.0cm)と若干レース用にしては重いですが、実際に履いてみると、そんなに重さは気にならなかったですね。

まあ、私はレースでも260gあるズームフライ3を使っているので、余計にそう感じるのかもしれませんが。

 

フィット感については、NIKEらしく、かかとはガポガポです。

ただ、ズームフライフライニットのときもそうだったんですが、「こんなかかとガポガポで走れんわ!」と最初は思っても、走っているうちに馴染んできて、「これが普通かな」って感じてしまう不思議。

今回に関しては、最初の1周目で「あ、シューズ選択間違えたか」と軽く後悔したが、2周目からは「あ、こんなもんかも」と、すんなり受け入れてしまいました。

私の場合は、できているできていないは別にして「フォアフット着地」を心がけているので、あまりかかとのフィット感は気にならないのかもしれません。

がっつり「ヒールストライク」の方には合わないシューズなのかなあと思ったりします。

 

接地感は思ったよりも固めでしたね。

ズームフライのようなふわふわ感はなく、癖がなく万人向けな感じ。

最近のNIKEらしくなく、以前のモデルで言えば、スピードライバルっぽい感触でしたね。

あんまり柔らかすぎると、ウルトラクラスの長い距離では足に来るので、こんくらいの固さが私にはちょうどいいのかもしれません。

ズームフライ3ではカーボンプレートの力で「勝手に走らされる」ような感覚がありましたが、ペガサス37は「自分で走らなければ進まない」と、まあ、当たり前と言えば当たり前なんですが、カーボンプレートインチキシューズとは全然違った走り心地でありました。

 

あと、クロカン用であえてこれを履こうという人はあんまりいないかもしれませんが、不整地でも乾いた路面なら全然問題ないです。

ただ、ちょっとウェットな路面だと滑りますね。

レース当日の天候次第ですが「まちなかトレラン」では、スペア用にトレランシューズを用意するにこしたことはないのかもしれません。

 

《補給について》

 

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当初の予定では4個用意していたゼリー飲料を「3周目」「5周目」「7周目」「9周目」の4回補給し、水分は毎周、塩タブを2周おきって感じで補給する予定でした。

 

ただ、実際は気温が16度と低く走りやすかったこともありますが、ゼリー飲料の補給は「5周目」「8周目」「10周目」の3回の補給で済み、水分も2〜3周おきに1回、塩タブの補給も全部で3個と、さほど補給をしなくても50km以上走り通せました。

(実際問題、10周目のときのゼリー飲料補給はいらんかったのだが、写真撮影用に車の中に置いていたスマホを取るついでに、ついつい飲んでしまったというところ)

 

去年までは、ロング走だと10kmおきぐらいには補給を必要としていましたが、「脂肪燃焼ランニング」で、朝食抜き無補給ロング走を繰り返しているうちに、あまり補給を必要としない体質に改善されつつあるのかもしれません。

 

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補給が少ないと、胃の中がたぷたぷする感じがなく、40kmを過ぎても胃が気持ち悪くなるような感覚はなかったですね。

去年の「北オホーツク100kmマラソン」では、50kmですでに胃がやられて、固形物を一切受け付けなくなったので、その辺は進歩が見られているのかもしれません。

ウルトラマラソンで、内臓系のトラブルに悩まされている方は、「補給を少なくして走り切る」ような体質改善にチャレンジするのも一つの選択肢だと思います。

ランニング中は、胃腸に血流が行きにくくなるわけですから、補給を取りまくったところで、満足に消化できるわけもなく、ただ気持ち悪さが残るだけではないでしょうか。

 

今回は経費節減で、ジェルを使わずに、ゼリー飲料を使いましたが、腹に残る感覚がありますので(特にガッツギア)、体質的にジェルを受け付けないという方でなければ、ジェルの補給の方が無難なのではないかと思います。

 

《ポーズメソッドは距離が伸びれば伸びるほど効果がある》

 

ひらすら長い距離を走って、しばらく燃え尽きるのも、自分の限界を知るという意味ではいいのかもしれませんが、私は普通のサラリーマンですので、レースで8時間走った翌日も、涼しい顔をして、しれっと仕事に行かなければなりません。

 

今回の練習に関して言えば、翌日も筋肉痛や倦怠感は皆無で、普通に14kmを走ることができました。

また、年寄りは「筋肉痛が2日後に来る」とも言われていますが、2日後の今日もどこも痛いところはなく、ペースは遅めですがサクッと10km走ることができました。

 

「それは、あなたが化け物みたいに体力があるからだよ」という意見もあるかもしれませんが、私としては「ランニング革命」のポーズメソッドで、走り方を見直した部分が大きいと思っています。

 

 

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ウルトラクラスの長い距離を走るときは「いかに筋肉を使わずにラクに走るか」が肝だと思っています。

筋力を使わずに、身体を前に倒して「重力」を使うポーズメソッドは、「脱筋肉主義」の走り方としては理想だと思います。

私見ですが、フルマラソンで30kmを超えてから撃沈するのは「筋肉に頼った走り方をしているから」という部分がかなりあると思います。

筋肉を使ってストライドを伸ばそうとはせずに、「ピッチを稼ぎ」、重心真下に「足を置いて」、「蹴らずに」推進することがハーフを超える距離では重要になってくると思います。

 

pose-running.hateblo.jp

 

以上、好き勝手に書いていきましたが、「ペガサス37」にしろ「脂肪燃焼ランニング」にしろ「ポーズメソッド」にしろ、効果には個人差がありますので、今回のお話は5割引きぐらいで聞いていただければ幸いです。

(健康食品宣伝番組のような逃げの一文)

 

長くなりましたが、さようなら。