ゴシラン

走ることについて語ります

白湯とコーヒー

私の朝の一日は一杯のインスタントコーヒーで始まっていた。

 

特にコーヒーが好きなわけではないのだが、トレーニング前に飲むと持久力が上がり、脂肪燃焼効果があるということなので、なんとなく飲んでいた。

私の崇拝するみやすのんき先生の本「ひぃこらサブスリー」の中で、「練習前は必ずコーヒーを飲むようにしていました」と書かれていたことだし。

 

ただ、片岡鶴太郎さんとか、ヨガをされる方は白湯を飲むことを習慣とされる方が多く、さっきも書いたように、私あんまりコーヒー好きじゃないし、白湯でいいんじゃねえかということで、今週の月曜より突発的に朝の一日を白湯で始めてみました。

 

白湯、( ・∀・)イイ!!

 

コーヒーだと、なんか強制的に胃を起こしているようなジリジリする感じがするのだが、白湯だとそういうことがなく、すっきりと自然に胃腸が動き出すような気がする。

一杯の白湯を飲むと、すぐにお通じもあり、これは身体が喜ぶいい習慣になるのではないかと思ったのであった。

 

ところが、走り出すと、明らかに出だしの調子がよろしくない。

 

・8月3日(月)

 

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私は朝のエンジンのかかりはよろしくなく、大体最初は「キロ6分」ぐらいから始まって、徐々に「キロ5分半」ぐらいに自然と上がっていく感じなのであるが、この日は5キロまでずーっとキロ6分台と、いつもに増してエンジンのかかりが遅かった。

 

・8月4日(火)

 

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月曜は寝不足だったけど、今日は睡眠もバッチリ取ったし調子も上がるだろうと思ったが、この日もちっともエンジンがかからない。

 

・8月5日(水)

 

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・8月6日(木)

 

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水曜、木曜と3キロ過ぎからはキロ6分を切るペースで走れてはいるが、最初の2キロは明らかに眠りながら走っている感じで、どうもイマイチの走り出しが続くのであった。

 

で、思ったわけです。

 

ひょっとして、最近の出だしの低調は白湯が原因じゃないかと!

 

となれば、この仮説を検証するために、今日は白湯ではなくコーヒーを飲んでから走ってみました。

 

・8月8日(土)

 

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明らかに出だしの勢いが白湯のときとは違う。

コーヒーは好きではないのだが、走りのパフォーマンスを考えると取り入れた方がいいのだろうか?

とは言え、スピード練習じゃない、タイムを求めない日頃のジョグのために、わざわざコーヒーを飲むのもめんどくさいしなあ。

胃腸の調子は明らかにコーヒーより白湯の方がいい感じだし。

突然湧き上がった「白湯とコーヒー」問題は、なかなか興味深いものがあると感じた一週間なのであった。

 

 

《まとめ》

 

・白湯は身体にいいが、コーヒーは走りにいい。

・日頃のジョグの前は白湯でいいんじゃないか。

・スピ練とかロングの前に、たまにコーヒーを入れるぐらいでいいのかもしれない。

・というか、コーヒーでなくカフェイン錠で補うのもありなのかなあ。

・早朝に始まるウルトラマラソンでは、レース前のコーヒーは有効なのではないでしょうか。

・フルマラソンだと、出だしの快調さよりも、カフェインの利尿作用で、レース中のトイレロスが生じる可能性があるので、レース前のコーヒーは控えた方がいいかもしれない(実際、今日も15kmぐらいで我慢ができなくなり、公衆トイレに駆け込んだ)。

 

ちなみに私は夜にコーヒーを飲むと、その日は朝までほぼ眠れなくなるぐらいにカフェインが効く体質であるということを考慮に入れていただければ幸いです。

 

さようなら。