ゴシラン

走ることについて語ります

だいたいひとりオホーツク網走マラソン(その1)

そんなわけで、7/4〜5の土日にかけて、私は「旅ラン」と称して、折りたたみ自転車「ブロンプトン」を携え、網走へ行ったのでありました。

 

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本日は7/4(土)に行った「だいたいひとりオホーツク網走マラソン」の様子について、つらつらと書いていきます。

 

オホーツク網走マラソンのコースは、こんな感じです(図は公式HPより拝借)。

 

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本来なら、実際のレースと同じように、駅から1.5kmほど西に行った「網走刑務所」から走り出すのが筋なのでしょうが、めんどくさいので網走駅を発着点とすることにします。

所詮「だいたい」ひとりオホーツク網走マラソンだ。

 

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ということで、駅からのこのこと走り出しましょう。

時刻はだいたい10時ぐらい。

天気はバリッと晴れていて、気温も23度と、いつもどんよりとした釧路とは違って、初夏のさわやかな陽気である。

北海道の夏は、本来こうあるべきなのである。

 

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2kmぐらいで市街地を抜け、オホーツクブルーの海が右手にババンと広がります。

「うわー、こりゃあいいわ」

これがまだ序盤なのだから、今後の期待もますます高まっていくというものだ。

 

写真を撮っている間に、後ろから女性ランナーに「こんにちは」とパスされ、ストーカーのごとく追っかけようと思ったが、結構速い方で、このペースで走っていたら潰れるなと自重します。

それでもこの辺りはキロ5分ぐらいのペースで走っていたのですね。

ついついキレイな女性ランナーが目の前にいると、張り切ってしまう私なのであった。

落ち着け落ち着け、大会でもなんでもないんだから、キロ6分ぐらいでのんびり行こう。

 

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4km過ぎた辺りから、オホーツク網走マラソン名物の「激坂」が始まります。

自転車のヒルクライムレースじゃないんだから、わざわざこんな坂を用意しなくてもいいのに。

とは言え、道外のウルトラマラソンでは、この程度の坂は序の口らしいので、「野辺山よりはマシだ」「飛騨高山よりはマシだ」と、走ったこともない道外の「変態」ウルトラマラソンコースのことを思いながら、粛々と機械のように走ります。

 

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10km過ぎで、能取岬へと向かう道に右折します。

岬へと向かう下り坂で、もうここがゴールでいいんじゃないかってぐらいの絶景がバンと目の前に現れましたね。

ここまでアップダウンの結構キツいコースを走っただけの価値はある。

 

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12kmで能取岬灯台到着。

土産物屋も何もないところなんだが、天気がよかったからなのか、観光客はそこそこいましたね。

ロードバイクで来ていた方もちらほらいましたが、さすがに走ってきた阿呆は私一人だけだった。

 

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「能取」の読み方は「のとろ」です。

どことなく漫画家「蛭子能収さん」の下の名前に漢字が似ている。

読み方は全然違うけど。

きっと私はこれからの人生、能取岬に来るたびに、蛭子さんのへらへらした笑顔を頭に思い浮かべるのだろう。

 

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道北在住時、写真右の「カリフラワーのお化け」のような花をよく見かけたのだが、この花の名前は何と言うのだろうか?

今まで留萌以北でしかこの花を見たことがなかったのだが、網走にもこの花が咲くんだなあと、ほんのちょこっとだけ感激した。

 

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根室のときに引き続き、トイレで自撮り。

今回は網走っぽいことをアピールするために、網走に近い美幌で行われた「ビホロ100kmデュアスロン」のTシャツを着て走りました。

写真ではスマホに隠れて、Tシャツのデザインが全くわからないわけだが。

 

んなわけで、オホーツク網走マラソンの前半のハイライト「能取岬」を去り、コースは中盤へと進んでいきます。

 

(つづく)