ゴシラン

走ることについて語ります

トロント最高の医師が教える世界最高の太らないカラダ

誰が言い始めたかは知りませんが、「体重1kg減でフルマラソンのタイムが3分縮む」とまことしやかに言われているので、ダイエットに励んでいるランナーの方も多いと思います。

 

今日はそんなダイエットに励んでいる方々に、おすすめの本をご紹介したいと思います。

 

トロント最高の医師が教える世界最新の太らないカラダ

トロント最高の医師が教える世界最新の太らないカラダ

 

 

今まで世の中で「常識」とされていたダイエット法をズバズバと斬っていき、小気味よく話が進んでいきます。

人によっては冗長に感じるかもしれませんが、ある程度の医学的知識があると興味深く読めると思います。

ただ結構厚い本なので、「俺は理屈なんてどうでもいい。結論だけ知りたいんだよ!」というせっかちな方は、第6部だけ読めば十分でしょう。

 

この本の趣旨を3行でまとめると

・砂糖、パン、麺類はやめろ

・脂質はあんまり気にしなくてよい

ファスティング(断食)最強!

 

ってところでしょうか。

特にファスティングの重要性に重きを置いています。

何を食べるかよりは、どのくらいの間隔で食べるか」を重要視しています。

食べることにより肥満の原因となる「インスリン」がドバドバ分泌されるので、食べないことによってインスリンが分泌される時間が減って、体重が減ってラッキーってことが書かれているのですが、「食わなきゃ痩せるなんて、当たり前じゃないか!これだけグダグダ理屈書いてきて、こんな小学生でもわかることが結論かよ!」とAmazonレビューで酷評されている方の気持ちもわからなくはないです。

ただ、何事もそうなのですが、物事を成し遂げるのに近道などなく、当たり前のことを継続してやっていくしかないわけですね。

「走らなきゃフルマラソンのタイムは縮まない」と同じことなのです。

 

ファスティングの期間としては、本の中では24時間や36時間をモデルケースに書かれています。

1日置きにファスティングを繰り返すメニュー例が書かれていますが、これを「やってみよう」と思うか「できっこない」と思うかは、その人の「本気で痩せたい」という覚悟がどのくらいかによるでしょう。

得てして、本気度が低い人に限って、やりもしないで「こんなのできっこない!」と文句を言う傾向があるように思えます。

 

私の考えとしては、24時間や36時間のファスティングを、飲み会の翌日とかそういうときに月に1〜2度取り入れるのはいいと思いますが、いきなり1日置きのファスティングはキツイと思うので

 

まずは毎日最低12時間のファスティング期間を設ける

 

ことにしていきたいと思います。

 

具体的には「朝食を抜いて一日二食」にすることです。

これなら無理なく毎日12時間以上の「食べない時間」を設けることができるでしょう。

朝ランを始めてから、走り終わった後、朝食の準備や後片付けの時間がもったいないとずっと思っていたので、いっそのこと「食べない」ことにすると時間も有効に使え、一石二鳥ではないかと。

 

尚、「ファスティング期間は、運動をするには理想的なタイミングだ」ということなので(ただし、糖尿病患者は低血糖になる可能性があるので注意とのこと)、朝食抜きの朝ランは理にかなっていると言えるでしょう。

ただ、本には書かれていないけど、心臓への負荷という視点ではどうなのでしょうかね?

代謝の意味では、空腹状態の朝ランはいいと思いますが、心肺機能を考えると、ペースは抑え目の方がいいような気がします。

特にワシのような若くないおっさん世代にとっては。

 

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砂糖のたくさん使われているお菓子はよろしくないということで、しばらくおやつは本の中で推奨されている「ナッツ類」と「カカオ70%以上のチョコレート」に限定し、アイスやどっしりつぶあんぱんやドクターペッパーは封印し、走れる身体をじっくり作っていきたいと思います。

 

最後になりますが、バナナはおやつに含まれます。

 

さようなら。