ゴシラン

走ることについて語ります

股関節軟体化計画

私は硬派な男である。

 

チャラチャラしたところなど微塵もなく、女の子のことなど目にもくれず、真面目一筋で50年近く生きてきたのである。

特に、立位体前屈がマイナス20cmレベルであることが、何よりも硬派の証であると言えよう。

 

ところで、最近こんな本を読みました。

  


 

一言で言えば「筋トレなんかよりも、体の動かし方を覚えた方がよい」という趣旨の本です。

筋肉大好きのダルビッシュよりも、筋肉を鍛えすぎると腱や関節に負担がかかるというイチローの考えを支持しております。

 

みやすのんき先生の著書にも書かれていましたが、ランニングでは個々の筋肉を大きくするよりも巧緻性(※ 体の使い方のこと)が大事なのです。

でもって、巧緻性を高めるためには、関節が動きやすい状態を作ることが大事だと思います。

そのために、今まで全く重視していなかったストレッチに手をつけてみようかなと。

故障防止という意味でも役立つことだと思うしね。

 

しかし、上にもちらっと書いたように私の体はものすごく硬い。

体前屈もそうなのだが、股関節周りが異常に硬く、あぐらも満足にかけないレベルなのである。

小上がりの飲食店は苦行以外の何物でもなく、掘りごたつがあるところか椅子席でないと30分もいられない。

私の体の硬さは、もはや日常生活にも支障をきたすレベルなのである。

 

まあ、べったり180度開脚ができたところで、ランニングにはそんなに役に立たないと思うのだが、どうせならある程度目標があった方がいいだろうということで

 

とりあえず120度開脚できることを目標にすることにします

 

(今は90度ぐらいしか開けない)

 

すごい開脚のやり方 (楽LIFEヘルスシリーズ)
 

 

ものすごい安易なタイトルの本であるが、とりあえずこいつを手本に「股関節軟体化計画」 を実行することにした。

写真のモデルさんは脚をしっかり開いて、体もしっかりと前傾しているが、私には全く無理だ。

膝を曲げた状態でも、ハムストリングスが肉離れを起こすんじゃないかってレベルでプルプル来る。

こんなトレーニングなら、30kmのランニングや、ウエイトトレーニングの方がよっぽど楽だと思うのだが、何事も継続だ。

正直、体の硬さは先天的で、どうにもならないもんだと思っていたのだが、柔道をやっていた方から「ストレッチを真面目にやれば、必ず効果はある」とアドバイスをもらったので、一日20〜30分ぐらい、悲鳴を上げながらヒリヒリと脚を開いたり伸ばしたりしたいと思います。

 

本のタイトルにあるように「4週間で」180度開脚マスターになることは絶対に無理だと思うが、なんとか4年ぐらいかけて120度ぐらいは脚を開けるようになりたいものです。

 

さようなら。