ゴシラン

走ることについて語ります

骨盤力で開眼と思いきや…

Twitterでフォローしている方のおすすめにより、こんな本を買ってみました。

その方は「東大卒のサブスリーランナー」であり、私はそういう高学歴のクレバーな人の言うことを盲目的に信じてしまうところがある。

 

 

私は筋力がないし、筋トレも好きではないので、こういう「筋肉よりも体の使い方の方が大事でっせ」という本についつい飛びついてしまう。

元広島カープの新井さんが推薦しているのもいいではないか。

私は有名スポーツ選手が推薦しているものに弱い。

 

詳しいことは面倒なので書かないが、「骨盤力トレーニング」についてはYouTubeでも紹介されているので、興味のある方は参照して欲しい。

 

でもって、この本には骨盤をうまく使った歩き方や走り方についても言及しているのだが、その動きが、私が今まで思っていたのとは逆だったので、「これホントかいな?」と実際に走って確かめることにした。

こういうものは、頭の中でぐだぐだ悩むより、実際に体を動かして実験することが大切だ。

 

本日の釧路はめっちゃ寒く、外で活動する気にはならず、そんでもって、「湿原の風アリーナ」も、大会の関係でランニングコースは19時からのオープンとなり、仕方がないので昼まで寝ていたり、だらだら図書館に行ったりして時間をつぶしていた。

湿原のアリーナはいい施設なのだが、土日は夜しかランニングコースが使えないのが難点ですな。

 

今日の練習メニューは30km走。

アリーナは22時に閉館となるので、とっとと走らないと時間切れになってしまう。

アップもそこそこにガッツリ走るのだ。

 

で、「骨盤力」に書かれていたことを意識して走ってみると…。

 

おお、これはいい!すげーいい!8割ぐらいの力でキロ4分40秒ぐらいでぐんぐん行けるではないか!

 

ついに私は開眼した。

この走り方なら、本気出せばキロ4分30秒、いやサブスリーペースも夢じゃないと思いながら、ずんずんと走っていった。

 

20kmぐらいまでは絶好調だったが、21kmを過ぎた辺りから左の足裏に違和感を覚えた。

そして22kmぐらいから、その違和感はマメであることがわかり、着地するごとに足裏が痛くやってられなくなった。

 

無理して走ってもしゃーないかと、24kmで心はポッキリ折れ、残り3kmはダラダラジョグでクールダウンした。

下手に距離だけ伸ばして、変な走り方が癖になるよりは、きっぱりやめることがいいこともある。

 

 

「骨盤力走り」、悪くはないが、着地に修正が必要であると感じた。

こう書くと「骨盤力走り」に欠陥があるような書き方だが、帰ってから改めて本を読むと、ちっとも本の通りにできていないことが判明し、悪いのは本ではなくて、私の走り方なのであった。

 

具体的な「骨盤力走り」の内容については、そのうち気が向いたら書こうかなあと思います。

今までいかに「骨盤」ではなくて「脚だけ」を使って走っていたのかということを思い知らされました。

多分、今までストライドが伸びなかった原因は「脚だけ走り」にあったのではないかと。

ストライドを伸ばすためには「骨盤から動かす」ことが超重要だと思います。

 

 

ロング走後のご褒美は、山岡家期間限定の「もつ味噌ラーメン」。

寒い夜には熱いラーメンをすするに限ります。

 

ちなみに今日のシューズは、この前ゲットしたヴェイパーフライネクスト%ではなく、かなり年季の入ったスピードライバル6でした。

スピードライバルでこれだけ走れれば、ヴェイパーだともっと走れるだろうと、希望を持って本日のところは締めくくりたいと思います。

 

さようなら。