ゴシラン

走ることについて語ります

「第2回サロマ練習会」は44kmで終了

全国10000人の「ウルトラマラソンファン」の皆様、こんばんは。

今年の「サロマ湖100kmウルトラマラソン」が開催されるかどうか気になるところではありますが、公式HPを毎日チェックしても、情報は全く更新されず。

とは言え、例年通りだと開催まで「残り5ヶ月」というところまで来てしまい、サロマが開催されようがされまいが、100km走れる脚づくりだけはしっかりやっていかなければなりません。

 

そんなわけで、去年の12月に引き続き、本日「第2回サロマ練習会」が開催されました。

 

 

参加者は7名。

スタート前は、皆様余裕しゃくしゃくの表情でした。

 

 

天気はものすごくよかったですね。

気温は8時の時点でマイナス7度と、この時期マイナス二桁が当たり前の釧路市民にとっては、過ごしやすい気温。

 

 

ただ、今日の未明に雪が降り、歩道の除雪状態はイマイチ。

新雪で足が取られ、思うように進めなかったですね。

砂浜のような道で体力を消耗する割には、スピードは普段より「キロ1分〜1分半」ぐらい遅めと、スタートから悪戦苦闘を強いられます。

 

 

寒さは市街地を走っているときは大丈夫でしたが、遮るものが何もない「新釧路川左岸」はゴーモンのようでしたね。

北からの風速5m/s以上の向かい風をモロに受け、寒さで体力がどんどん消耗されていきました。

「マイナス二桁の気温の中で通勤ランをやってるから大丈夫」と、完全に防寒対策を舐めていましたな。

「別海アイスマラソン」も、風を受けやすい海の上での開催なので、向かい風での体感温度は、実際の気温よりも「マイナス5〜10度」を覚悟しておいた方がいいですな。

 

とりあえず、今日、一番欲しかったと思ったアイテムは「バラクラバ」。

 

 

顔が寒いを通り越して痛かった、序盤の15kmでありました。

 

ただ、向かい風区間を過ぎれば、そこそこ快適になり、どうにかなりそうかなと。

10時を過ぎて気温がちょっと上がったのもあるが。

(ちなみに本日の最高気温はマイナス3.4度)

 

 

今日は味噌汁を入れた「スープジャー」をリュックに入れて走っていたのだが、これが大当たりでしたな。

コンビニ休憩のときの熱々の飲み物が、五臓六腑に染み渡りました。

スープジャー、今回初めて使ったのだが、マイナス気温の中でも熱々の状態がキープされるのね。

冬の野外活動の必需品となりそうです。

 

 

前半は向かい風による寒さに苦しめられましたが、後半はアップダウンに苦しめられました。

 

 

でもって路面状況は、ほぼずっとサラサラ雪に足を取られる状態が続き、普段のロング走よりも、ペースはゆるゆるなのに疲労度は1.5倍。

当初は「50km」を予定していましたが、「ダメだこりゃ」と、全員いかりや長介状態になり、先月と同じ「44km」で強制終了という運びになりました。

 

 

距離は44kmに終わりましたが、低温、強風、非圧雪路面という条件を考えると、もうこれは50km以上の価値があるでしょう。

実際のサロマで、ヘロヘロになりながら80km過ぎのワッカに入ったときでも、「今日のあれよりはマシだ」ときっと思えるぐらいのタフな今日の修行でした。

肉体というよりは精神的修行でしたね。

 

 

解散前に記念撮影。

皆様、一応笑ってはいますが、こころなしか「疲れ果てた」笑顔のように見えました。

尚、今日のハードなコンディションにより、2名が途中離脱しています。

全くもって賢明で正常な判断だと思います。

 

本日は皆様、ありがとうございました&お疲れさまでした。

来月も「第3回サロマ練習会」で、リベンジの「50km走」が行われる予定です。

 

 

練習会が終わった後は、いつものスーパー銭湯で「サ活」&「補給」。

サ活が終わるまでがマラソンの練習です。

ふー、今日もすっかりととのった。

 

本日フルマラソンを超える距離を走ったワタクシですが、明日も、クラブ練習会で釧網本線沿いを走り、本日から運行を開始した「SL冬の湿原号」を見に行く予定です。

で、練習会が終わったら、ワークマンでも行ってバラクラバを買いに行こう。

 

さようなら。

風呂掃除をしよう

去年いっぱいで「24時間ジム」を退会したワタクシ。

 

風呂掃除が死ぬことの次に嫌いな私は、シャワールームがある24時間ジムを利用することによって、1年以上風呂掃除を避けた生活を送ってきたのであるが、退会した今となっては、きちんと自室の風呂場を使い掃除するという「大仕事」が必要になったのである。

 

ただ、去年の3月から掃除ロボット「ルンバ」を導入することによって、部屋の掃除はとんでもなく楽になったので、風呂掃除ぐらい自分でやってもいいかと、ちょっと心を入れ替えた私です。

 

んで、「なまけもの 風呂掃除」とか「ずぼら 風呂掃除」などのワードで検索をかけていくと、「これがあれば風呂掃除は楽になるんじゃないか!」ってアイテムを3つ見つけたので、世の中の風呂掃除が嫌いな人のために紹介したいと思います。

 

1.ルック バスタブクレンジング 銀イオンプラス

 

 

風呂掃除と言えば、スポンジに洗剤をつけてゴシゴシ磨くというイメージがあるが、なんとこの商品をつかうと、バスタブにシュッシュとスプレーをかけて、60秒後にシャワーで流すだけでOKという夢のような洗剤である。

これを一度使うと、今まで必死にゴシゴシ擦っていたのがアホらしくなってくる。

あまりに楽なので、今では入浴の度にお湯を抜いた後、こいつを使って掃除をしている私です。

 

2.らくハピ お風呂の排水口用

 

 

風呂掃除で一番厄介なのが、排水口の掃除である。

ヌメヌメしていて、髪の毛がこびりついた排水口。

これを見ただけで、掃除をしようという戦意を喪失される破壊力がある。

しかし、これを排水口に置くだけで、あの嫌なヌメヌメは防止され、さわやかな排水口がキープされるのだ。

排水口に「さわやか」ってのも変な表現だが。

効き目は2ヶ月ぐらいだが、500円ぐらいで2ヶ月、あのヌメヌメに触れることなく平和に過ごすことができると思えば、安い買い物である。

 

3.ダイソー お風呂の防カビ剤

 

お風呂の防カビ剤 フローラルソープjp.daisonet.com

 

 

風呂場の壁は、カビが生えると掃除のめんどくささが一段と増してくる。

そこで、カビが生える前に予防していこうではないか。

使い方は、プラスチックの容器の中に水をちょっと入れて、んで、薬品が入っている缶を、水の入ったプラスチックの容器に入れていく。

すると、ゴゴゴゴと、やばい毒薬が出てくるような音がしてくるので、防カビ剤を風呂場のテキトーなところにおいて、30分ぐらい閉め切ります。

30分ぐらいで、防カビ成分が風呂場の壁中に行き渡り、あとは換気扇を回せばOKということである。

この前買ったばかりなので、効果は今んとこよくわからんが、これも排水口のヌメリ予防のやつ同様、2ヶ月ぐらいは防カビ効果が保たれるとのことだ。

330円で、2ヶ月カビに悩まされなくてすむのなら、これも安い買い物と言えよう。

 

 

とまあ、ここまで風呂掃除を楽にするアイテムを紹介してきたわけだが、なんだかんだで一番大事だと思うことは、「使った後にしっかり水気を取る」ことだと思います。

スクイジーで壁や床や浴槽の水を切り、PVAスポンジで水分を吸収させ、残った水滴はタオルで拭く。

 

Satto 水切りワイパー ホワイト

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カビが生えたりして掃除がめんどくさくなる前に、日々、風呂場を乾いた状態にする。

ラクをするための小さい努力は惜しまないようにしましょう」という、身も蓋もない結論に落ち着きました。

 

さようなら。

「間違う力」と「別海アイスマラソン」

一時期、「辺境作家」の高野秀行さんにハマっていた時期がありました。

 

「謎の怪獣を探す」「東南アジアでアヘン栽培をする」など、普通の人はやろうともしないことを、危険な目にあいながら、徹底的に真面目にやっている様子が、かえって笑いを誘い、高野さんの探検記は一流のエンターテイメントであった。

あと、マラソン好きなら、「世にも奇妙なマラソン大会」はきっと楽しめると思う。

 

 

そんな「基本が間違っている」高野さんが「自己啓発書」を書いていたことにびっくりした。

 

 

タイトルはズバリ「間違う力」。

正に高野さんの生きざまにピッタリのタイトルと言えよう。

 

目次を見ると

 

「他人の非常識な言い分を聞く」

「怪しい人にはついていく」

 

など、真面目な人が読んだら、目次を見ただけで、そっと本棚に戻したくなるような内容だ。

特に「怪しい人にはついていく」なんて、とても小さな子どもには読ませてはいけないところである。

 

ただ、私も高野さんほどではないが、最初から「基本が間違っている」ところがあるので、ある部分はすごく共感することができる。

それは

 

・他人のやらないことは無意味でもやる

・メジャーを捨ててマイナーを狙う

・一流よりも二流を目指す

 

というところである。

 

ラソンを趣味にしている人だったら、記録の面では「サブスリー」や「サブフォー」などを目指すのが主流であると思うし、大会であれば「東京マラソン」や「ホノルルマラソン」など大規模でメジャーな大会に憧れるものだと思う。

 

しかし、そういうメジャーなところは誰でも目指すところで、例えば「サブスリー挑戦」や「東京マラソン」などで検索をかけると、似たようなブログがたくさん出てくる。

圧倒的な文章力を持っていたり、ブログのカスタマイズがうまかったり、コミュ力があってブログ仲間が多かったり、理論的なトレーニング方法を説得力を持って説明できる能力があれば「メジャーどころ」で勝負してもいいわけだが、残念ながら私にそこまでの能力はない。

才能のない私が、ブログでそこそこのアクセス数を稼ぐためには、「誰もやらない変態なマイナーなことを独自の視点で書く」路線で行くしかないのである。

というか、自分では普通のことをして普通のことを書いているつもりでも、どういうわけか「ニッチ」な「間違った方向」へ進んでしまう私なのである。

 

そういう意味では、「マイナス20度」になる可能性があり、「陸ではなく凍った海の上を走る」イベントの「別海アイスマラソン」は「間違う力」を試すには絶好の舞台である。

誰もやらないバカバカしいことを、本気でやることに、私のアイデンティティは存在するのである。

本当か?

 

私は基本的に競争が嫌いなのだろう。

高倍率の抽選やクリック合戦で必死になって参加する大会よりも、参加者が数十人ぐらいのマイナー大会の方が燃えるところがある。

でもって、そんなマイナー大会のよさを伝える人はあんまりいないので、僭越ながら私がそういう役目を果たしたいというところもある。

 

別海アイスマラソンは、氷の上という特殊な環境ではあるが、制限時間は「38km地点で7時間」とゆるく、恐らく普通のフルマラソンを5時間ぐらいで完走できる走力があれば、防寒にさえ注意すれば完走は難しくないと思う。

そんな「あんまりハードルの高くない」「ちょっと変わったこと」を「徹底的に真面目にやる」。

そういう人に私はなりたい。

 

ちなみに冒頭にあげた高野さんの「世にも奇妙なマラソン大会」は、氷の上ではないが「砂漠の中」のフルマラソン大会である。

当時15km以上走ったことのない高野さんであったが、こういう大会に勢いでエイっと参加申し込みをしてしまうところに、真の「間違った力」を感じる。

私は10回ぐらい生まれ変わっても、高野さんの域に達することはないだろう。

真の「間違った力」への道は遠い。

が、別にそこまでたどり着かなくてもいいか。

自分にできる範囲の「笑って許せる」ぐらいの間違いが、ちょうどいいのではないでしょうか。

 

と、なんとなくまとまったところで、さようなら。

雪の日は何もやる気が起きない

釧路は今日の早朝から昼にかけて、一気に雪が降りましたね。

 

 

昨日から15cmぐらい積もったでしょうか。

豪雪地帯に住んでいたときと比べれば、全然大したことのない雪なのだが、やはり雪が積もった日は全てがめんどくさく、何もかもが投げやりな気持ちになってしまう。

今すぐ世界の終わりが来てほしい。

 

幸いうちのアパートは、駐車場の除雪が入るところなので、玄関前と車周りの除雪をちゃちゃっとやればOKというありがたい環境なのだが、普段、箸より重いものを持つことのない私としては、除雪だけでHPはゼロになり、フルマラソンを走った後のような疲労度だ。

なぜ晴れた日に30km走っても全然平気なのに、雪の日にはこんなに弱いのだろうか。

子どもの頃から20代にかけて豪雪地帯に住んでいたとき、今以上に陰々滅々していた性格だったのは、きっと雪のせいに違いない。

 

んなわけで、今日は今年初の「ランオフ」。

歩道の除雪は入っているから、明日の朝は走れそうかな。

 

こうして「やる気ないアピール」をすることによって、心の中の毒を吐き、明日の朝からまた何事もなかったかのように、しれっといつも通りに走り出そう。

 

さようなら。

最高気温マイナス5度の31km走+いちごの日のホットサンド

日曜日はクラブ練の日。

今日も集合時間前に「早出自主練」として、7時半から走り出します。

 

 

ここ2〜3日、プラス気温となり、釧路にしては気温の高い日が続いていましたが、今日はマイナス8度のピリリとした空気の中、走り出します。

川の水もまた凍り出しましたね。

 

 

前日、うっすらと雪が積もり、路面状況がちょっと心配でしたが、一見スケートリンク状の路面でも思ったより滑らず、ジョグペースならほぼ問題なしという感じでした。

この辺の感覚は、寒冷地住みの方じゃないとわからないと思いますが、ある程度冷え込むと、氷の上もそんなに滑らないのですよね。

むしろ0度ぐらいで、氷の表面にうっすら水が浮いた状態が、極めて滑りやすい極悪な路面状態です。

 

 

そこそこアップダウンのある15km程の道のりを、キロ6分ペースで。

前日スピード練習入れてるし、ガーミンさんから「休養指令」がでるぐらいの疲労度なので、調子はイマイチでしたな。

スピードの割には心拍数が高めで、こういうときは無理せずゆっくり行くに限ります。

 

ウォーミングアップが終わり、クラブ練に合流します。

本日もよろしくお願いいたします。

 

 

クラブ練もゆったりペースで行こうかなと思いましたが、引っ張られるようにキロ5分20秒ぐらいのペースで進みます。

一人だと弱い私ですが、似たようなペースの方がいると、どうにか頑張れちゃいますね。

それがいいことなのか悪いことなのかは、よくわからないが。

 

結局、31kmを約3時間で、本日の練習はおしまい。

本日もクラブの皆様、ありがとうございました。

11時になってもマイナス5度ぐらいまでしか上がらず、いよいよ釧路の冬も本気出し始めたかなってところです。

来月の「別海アイスマラソン」に向けて、低い気温の中で外を走り、「寒冷順化」をしっかりやっていこう。

「寒冷順化」なんて言葉があるのかどうかは知らんが。

 

帰宅後は、女子駅伝を見ながら、ホットサンドをむしゃむしゃと。

 

 

中身は「板チョコ一枚」と、今日は「いちごの日」ということで、100円ショップで買った「いちごマシュマロ」を挟みます。

カリッとしたパンに、どろどろで甘ったるいチョコ、その中にほんのりとマシュマロのいちご味が混ざり、アメリカのお菓子みたいなくどさでありました。

まあ、寒い中31km走った後なら、こんくらい甘くどいものもいいだろう。

 

食っている途中で、チョコがはみ出しまくり、皿はべとべとになり、非常に食いにくかったですが、美味しゅうございました。

「チョコ+マシュマロ」の組み合わせは、またやってみることにしましょう。そうしましょう。

 

夜は北海道民らしく「ジンギスカン」で締め、また明日からの一週間のエネルギーにしていきたいと思います。

 

さようなら。

2023 1/8〜1/14 ランニング週記

今週の釧路も晴れた日が多く、特に木曜、金曜はプラスに気温が上がり、春のような陽気でした。

ただ気温が上がるということは、「道路脇の雪が溶ける」→「雪溶け水が歩道に流れる」→「深夜早朝の冷え込みで、歩道に流れた水が凍って滑る」ということになってしまい、「寒冷地冬道ランナー」としては、必ずしもありがたいことではないのですな。

そんな凍結路面におびえた一週間を振り返っていきましょう。

 

 

今週も「通勤ラン」「帰宅ラン」で距離だけ稼いでいるって感じです。

3連休の走り込みの疲れからか、ガーミンさんからずっと「休養指令」が出ている一週間でした。

どっかでオフ日を入れたいのだが、ずっと天気がいいのもあって、「通勤ラン」「帰宅ラン」を習慣にしていると、なかなかオフにできないのですな。

私の休養のために、どっかでドカッと雪でも降らないかしらん。

あんまり降りすぎると生活に支障が出てくるので、ほどほどにしてほしいところだが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

距離こそ3桁キロ走っているが、スピード的には物足りないですね。

アリーナの室内ランを積極的に行いたい気持ちもあるのだが、一旦帰宅してから、またアリーナへ向かうのに、ものすごくエネルギーを要するのな。

しかし、板橋を考えると、そろそろ真面目にスピード練習をする必要がありますので、来週は一回はアリーナに行って本気で走ろうかなと思います。

きっと、こうして文章にしてネットに晒せば、少しはやる気が出るだろう。

んで、来週の土曜は「第2回サロマ練」が予定されています。

主催者によると「坂だらけの50km」ということで、極寒の中、サロマというよりは「別海アイスマラソン」に向けて、精神的に鍛えられそうですな。

 

話題はころっと変わって、今日からセンター試験に代わる、大学入試の共通試験ですね(正式名称は知らない)。

受験生でこんなブログ読んでる人はいないと思いますが、受験生のお父様お母様で読んでいる方はいらっしゃると思いますので、私の受験生時代の思い出を語ります。

 

センター試験初日の数学1で、あまりに完璧な出来だった私。

「これは満点間違いなし」と、30分余しで、余裕ぶっこいて机の上に突っ伏して寝る私。

5分前になって、「さあ、見直し」だと、最後のチェック。

で、終了1分前に気づきました。

 

マークずれてるがな(゚д゚)!

 

当然、もう手遅れなわけで、直せるところはなんとか直したが、16点がパーになったのでありました。

今思えば、800点満点中の16点など大したことないのですが、当時からメンタルの弱い私。

「人生オワタ」と落胆し、残りの科目もボロボロで終わったのでありました。

 

センター試験の結果からの各予備校の判定は「合格可能性20%以下、二次必要偏差値78」という、私を励ます気持ちなどゼロのものばっかり。

しかし、ここから私は開き直りました。

「もう今年は無理だ。来年のためにできるだけのことはやろう」と。

んで、目先の二次試験のことはあんまり考えないで、応用問題にはあまり手を出さず、徹底的に来年のための基礎固めを一日12時間ぐらいアホみたいにやっておりました。

 

二次試験当日。

基礎固めが功を奏したのでしょう。

二次の問題がものすごく簡単に感じました。

所詮、大学受験程度なら「応用問題と言えども基礎の組み合わせなのだ」と(東大や京大のような一流大学については知らん。あくまで地方国立大の話ね)。

晴れて、私はセンターのマークミスを取り返し、二次大逆転を果たしたのでありました。

 

ここで言いたいことは2つ。

 

合格に執着してはいけない。執着するほど普段しないミスをし、執着から離れて開き直って「やるべきことを無心でやる」方が合格に近づく。

・焦って難しいことに手を出すよりも「基本を繰り返せ!

 

受験生の健闘を祈る!

 

尚、この2つの考えは、記録を目指すマラソンにも通じると思います。過度のポイント練習よりも、Eペース走の基礎固めが重要です。

 

近々レースがある皆様の健闘も祈る!

 

さようなら。

「膝」と「みぞおち」と「ど根性ガエル」

先日、図書館から借りた「運動のトリセツ」。

 

 

本の要旨をかいつまんで説明すると、「人間の身体の使い方には4つのタイプがあり、そのタイプによって、動かしやすい部分と動かしにくい部分がある」とのこと。

例えば、膝の動きが苦手なタイプに、「もっと膝を使って!」とアドバイスしても、それは逆効果で、膝ではなく、骨盤を意識させるようにした方が動きが良くなるとのことである。

 

4分類の細かいことについての説明は本に譲ることにして、4つのタイプに合った「走り方」をまとめると、以下のようになる。

 

・A1タイプ…みぞおち(前側)を膝(前側)に乗せ、前側から引っ張られるイメージ

・A2タイプ…みぞおち(後ろ側)を膝(後ろ側)に乗せ、背中側から押されるイメージ

・B1タイプ…首の付け根(後ろ側)を股関節(後ろ側)に乗せ、背中側から押されるイメージ

・B2タイプ…首の付け根(前側)を股関節(前側)に乗せ、前側から引っ張られるイメージ

 

本の中のチェックリストで、簡単に自分の動きをチェックしたところ、どうやら私は「A1タイプ」に分類されるようで、身体の「前側」を意識した方がうまく走れるようだ。

そういや、とあるマラソン教本に「肘を後ろに引け」と書いてあったんで、そうしてみたところ、身体の動きがバラバラになり、全然上手く走れなかったもんな。

私は「後ろに身体を感じる」のが、下手くそなタイプなのだろう。

 

例によって絵心がなくてあれですが、走りのイメージを図示すると、以下のようになります。

 

 

ポイントは3つ。

 

1.みぞおちの前側と膝の前側が、体軸に対して一直線上にあることを意識する

(膝をお腹より前に出さない)

2.そうすることによって、必然的に、着地地点は膝よりも後ろ側になる

(今までよりも、後ろ気味の着地を意識)

3.みぞおちの辺りから身体が前に引っ張られる感じ。

(お腹に貼り付いてる「ど根性ガエルぴょん吉」が、胴体を前に引っ張っている感じをイメージするとよい。若い人は、ど根性ガエルなんて知らんか)

 

ここ3日ぐらい「膝とみぞおち」に意識をおいて走ってみましたが、感想としては

 

・脚回しが楽である

・膝の力がうまく抜けると、「バババ」と勝手に進んでいく

ウルトラマラソンの終盤でこの走り方ができれば、極端なペースダウンはしなさそう

・フルマラソンのスピードで、この走り方が通用するかは未知数(まだキロ5分半ぐらいのスピードでしか試していない)

 

ってな感じです。

 

ただ、みやすのんき先生の本に書かれているように

 

長距離走は意外と簡単に意識を変えるだけですんなり速く走れるようになれることも多いのです。冗長性ゆえに走動作の改良も簡単に入れやすいのです。しかしすんなり変えられるぶん、抜けるのも早い

 

とのことですので、今日書いてきた「走り方の意識」が本当に自分に合うものかどうか、もう少し時間をかけて検討する必要があります。

すぐに役に立つものはすぐに役に立たなくなる」ということを肝に銘じていきましょう。

 

 

しばらくは「架空のぴょん吉」がお腹に存在しているものとして、走り以外の面でも、根性根性ど根性で、前に引っ張られる人生を送っていきたいと思います。

全然関係ないが、俺も気づけば「教師生活25年」の「町田先生」と同じぐらいの年になるんだなあと、しみじみ。

「ワシは心身ともに町田先生よりは若い!つーか、町田先生、25年の教師生活の割には老けすぎ」とは心の中で思っていますがな。

というか、町田先生って、実際のところ何歳なんだろう?

誰か知っている人がいたら教えて下さい。

 

さようなら。