ゴシラン

走ることについて語ります

2020年11月前半練習日記

11月に入りました。

私の中で今年最大のイベント「第1回まちなかトレラン」が終わり、抜け殻状態になると思いきや、ランニングクラブに入ったり、ジム通いを始めたりで、むしろレース前よりも無駄にモチベーションが高まっているような気がします。

そういや、去年も作マラで3時間10分を切れなかった悔しさから、この時期、無駄にモチベーションが高かったような気がしたが、年が明けてから一気に崩れていったので、あんまりモチベーションの無駄遣いをしないようにしていきたいものです。

 

・11月1日(日)〜11月5日(木)

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11月3日よりジム通いを始めました。
後日、記事でまとめようと思いますが、ジムのトレッドミルで走るときは「坂練」として、傾斜10%で走っています。

ホントは15%にしたいところなんだが、今の私にはちょっと無理なんで徐々に「激坂モード」に慣れていこうと思います。

来年、本気でトレランに取り組もうと思ったら、坂練は避けられないわけで、今のうちから坂に対する耐性をつけていきたいと思います。

 

・11月6日(金)〜11月10日(火)

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今月より、通勤ランや帰宅ランの距離を減らして、週2〜3でジムトレを入れた「三部練」にチャレンジしています。

三部練は、スパルタスロンで優勝経験もあるウルトラマラソンランナー関家良一さんが取り入れていた練習です。

 

 

私の場合は、通勤ランと帰宅ランは「軽いジョグ」、ジムで先程書いた「坂練」や、スピンバイクを用いた「タバタ式トレーニング」で、時間が短くちょっとキツいことをやっていこうなどと考えています。

 

・11月11日(水)〜11月15日(日)

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先週の中頃から一気に気温が下がり、気温差にやられて、軽い風邪を引いてしまいました。

「風邪ぐらい走りながら治す!」と、通勤ラン帰宅ランは休みませんでしたが、身体がだるく、キロ6分が精一杯という感じでした。

鼻水やくしゃみの症状は一日で引きましたが、身体のダルさは週末になってからようやく取れた感じで、50も近くなると風邪の治りも遅くなるんだなあとしみじみ。

 

今月は月末にクラブの「3kmTT」がありますので、距離を減らしつつ、ずっとやっていなかったスピード練習を取り入れて「キロ4分台」の世界を思い出していきたいと思います。

ヴェイパー使って12分切れればいいなあ。

 

来年のフルにつながるような3kmTTにしていきたいものです。

 

さようなら。

新釧路川左岸を果てしなく

本日はワタクシにとって3度目となるクラブ練習会です。

 

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本日のコースは、釧路湿原ラソンのコースでも使われていた新釧路川の左岸を、果てしなく北上するものでありました。

 

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ただひたすら、釧路湿原の中の一本道を真っすぐ進みます。

どこまで行っても風景が変わらなくて嫌んなっちゃうわ。

クラブ員の皆様とおしゃべりしながら走っていたので、そこまでの精神的苦痛はありませんでしたが。

集団で走ると、時間と距離の経過が早く感じますね。

 

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9kmぐらいで岩保木水門。

 

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今日も天気はよく、風もそんなに強くなく、絶好のランニング日和でございました。

写真には収められませんでしたが、丹頂鶴も飛んでおり、釧路らしさを満喫した一日。

 

岩保木水門より更に先に進むと、釧路湿原の展望台の中でも一番メジャーである「細岡展望台」へと続く林道があるので、そこを走ってみるのもいいのかもしれません。

 

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走っているときは、どこまでも真っすぐ続く一本道って感じでしたが、こうしてガーミンで振り返ってみると、微妙に曲がっているのですね。

 

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練習会終了後は、スーパー銭湯で「サ活」並びに「ラ活」。

味噌ラーメンに釧路独特の細麺は合わんなあというのが、道央育ちの私の感想。

味噌ラーメンは太麺でわしゃわしゃと食いたいな。

ラーメン自体は大変おいしゅうございましたが。

ごちそうさまでした。

 

クラブ員の方が「シンガーソングランナーSUIさんのYouTubeを見るとモチベーションが上がる!」ということで、帰宅後、久々にSUIさんの曲を聴いてみました。

 


ボートレース 甲子園【自分の限界を超えていく】チャレンジャー /SUI

 

「走れ!己の限界を超えられるのはお前だけ」

 

しばらくゆるランが続いていましたが、そろそろスイッチを入れて、再来週に行われるクラブの「3kmTT」に向けて、スピードを上げていきたいと思います。

ついに10ヶ月ほったらかしにしておいた「ヴェイパーフライNEXT%様」の出番がやってくるようですので、乞うご期待。

 

さようなら。

ジム入会

今月よりジムに入会することにいたしました。

 

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先月の「まちなかトレラン」の会場となった「T-spo」です。

イベントをきっかけに入会するというのは、なんだかジムの営業戦略にハマったような気がしないでもない。

しかし、これから冬を迎えて、外で走りづらくなる北海道。

トレッドミルで走れる環境を確保しておくのもいいだろう。

次回の「まちなかトレラン」に向けて、しっかりと鍛えていこうではないか。

 

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もちろん「まちなかトレラン」でも使われた、クロカンランニングコースも健在です。

ウッドチップで足にやさしい路面です。

ファルトレクとかの練習にはもってこいの環境ですね。

 

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ただ、このランニングコース、なぜか誰も人がいないのですよね。

室内ではトレッドミルで汗を流している人がたくさんいるというのに。

せっかくいい天気なんだから、外を走った方が気持ちいいのにとか思っちゃいますが、このご時世にあって「密」にならずに好きなように走れる環境は非常にありがたいです。

 

今回のジム入会の目的は4つ

・クロカンコースでランニング

トレッドミルで坂道練習

・スピンバイクでタバタ式トレーニン

・風呂

 

はっきり言って一番の目的は「風呂」ですね。

これからの季節、湯船にじっくりつかって一日の疲れを取るのは、何にも勝る快楽です。

「運動もできる銭湯」って感じで、気軽に通いたいと思います。

 

どーしても一人暮らしだと、風呂というイベントはめんどくさくてだな。

ついついシャワーでいいかとなってしまうが、これで心置きなく好きなだけ湯船につかれるのである。

風呂入り放題で、掃除もしなくてよくて、ついでに運動もできて「月に約8000円」なら、そんなに高いものではないだろう。

ジムはずぼらな一人暮らし男性の大いなる味方なのである。

 

コロナ禍の昨今「ジム=クラスター」と、とられてしまう向きもありますが、受付で検温があったり、感染対策にはかなり力が入っていますので、「手洗い」「マスク」「器材の消毒」をしっかりして、「密」になることを避ければ、必要以上に恐れなくてもいいのではないかと思ったりします。

わたしゃ、スタジオレッスンは一切参加しないので、長時間密になるようなこともないでしょうし。

 

ジムの玄関には、先月の「まちなかトレラン」の結果が貼り出されており、これを毎回見ながら「次こそは王者を目指す!」と、今回入賞を逃した悔しさを忘れないようにして、モチベーションを保ち続けたいと思います。

 

さようなら。

天に向かって走れ!

11/7(土)晴れ 18度

 

ちょっくら斜里まで行ってきました。

道外の方のために説明しておきますと、斜里町はあの「世界遺産 知床」に位置するマチです。

 

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「道の駅しゃり」に車を停めて、気の向くままに走ってみようと思います。

 

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まずは斜里の市街地を2kmほど走り、国道334号線との交差点を左折して、ウトロ方面に向かいます。

 

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国道に入ると、果てしない一本道がどこまでも続きます。

ここを一度走ると、北海道マラソンの新川通の直線など大したことないと思えてくるぐらい、ひたすら何もない一本道です。

 

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右手にある斜里岳を見ながら、気を紛らわせることにしましょう。

 

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国道に入ってから7kmぐらいのところに分岐があります。

ここは道なりに進まず、国道から離れて、まっすぐ進みましょう。

 

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写真じゃわかりにくいけど、結構な坂ですね。

標高差にして50mぐらいをえっちらこっちら上ります。

どのくらい上ってきたのか、後ろを振り返りたくなりますが、ここで絶対に後ろを振り返ってはいけません。

お楽しみは頂上までとっておきましょう。

 

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坂が終わって、左手には展望台があります。

展望台には若い女性の4人ぐらいの集団がいました。

ひぃこら坂を走って上っている私を見て、彼女たちは「どっから走ってきたんだろ?てゆうか、こんなところまで走ってくるなんて変態じゃね?」と思っていたに違いない(被害妄想)。

 

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展望台からは青々としたオホーツク海が見渡せます。

しかし、この展望台の売りはオホーツク海が見えることではありません。

 

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これがここの展望台の売りなのです。

って、これじゃあ何が売りなのかようわからんな。

仕方がない、展望台を降りて、今まで走ってきた道を振り返ってみることにしょう。

 

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そうなのです!

このどこまでもまっすぐ続く道が、ここの売りなのです!

これぞThis is 北海道!

にしても、展望台から降りた方がはるかにいい景色なのに、なんであんなとこに展望台作ったんだろ?

 

この道は「天に続く道」と言われており、正直、走っているときは退屈以外の何物でもなかったわけですが、こうして振り返ってみると、「ああ、私は天から走ってきたのか」という気分にさせられます。

 

さて、30秒ほど「天に続く道」を満喫したら、あとはひたすら来た道を戻るだけの退屈な作業が待っています。

天に向かって走れ!

 

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復路はひたすら強い向かい風で、苦行以外の何物でもありませんでした。

この亀の背中に乗ったら、竜宮城まで連れて行ってくれるのかしらんなどと、現実逃避もしたくなります。

 

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よくわからん交通安全を訴えているオブジェ。

写真ではわかりにくいが、頭に鍋をかぶっているところが良い。

ちなみにバスは1日4本しかありません。

 

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くー、斜里市街まであと7kmもあるのか。

延々と続く向かい風の直線道路に気が狂いそうになっています。

というか、誰も人がいないのをいいことに、途中、奇声を発していたときもありましたので、実際に気が狂っていたのかもしれません。

 

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気が狂いながらも、どうにか道の駅に到達することができ、無意味なひとりハーフマラソンが終わりました。

こうしてガーミンで振り返ってみると、本当にひたすらまっすぐな道だったんだなとしみじみ。

 

一体、私は何のために、2時間半ぐらい車を運転して、こんなところを走ったのか、我ながら意味不明であるが、この時期にしては気温が高く、小春日和の休日を満喫したような気がします。

最初にも書きましたが、北海道マラソンの新川通対策にはこの「天に続く道」、よい道だと思いますよ。

「天に続く道」を振り返る30秒ぐらいは「ああ、来てよかった」と思えるかもしれませんが、それ以外の時間は、漫画「ドラゴンボール」に出てくる「精神と時の部屋」の気分が味わえます。

 

旅ランおすすめ度 ★★★

 

さようなら。

クラブに所属することになりました

わたしゃ、政治でもマラソンでも、特定の団体に肩入れすることなく「無所属」を貫いてきたのですが、この度「釧路マラソンクラブさん」より、ドラフト7位で指名されまして、入会する運びとなりました。

 

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入会につきまして、ゴッシーさんよりコメントをいただいておりますので、掲載させていただきます。

 

 釧路マラソンクラブさんは、私と年齢並びに走力の近い方が多く、切磋琢磨しながら自分の力を伸ばしていける環境だと思います。

 自分の持ち味は、故障しない身体とウルトラマラソンでも通用するスタミナだと思っています。

 今後は釧路マラソンクラブの名に恥じぬよう、ただ記録を追求するだけではなく、人間的にも応援されるようなランナーになっていきたいと思います。そして、スコップ会長のように年齢を重ねても走り続けられるような、息の長いランナーとなり、クラブに貢献していきたいです。

 

去年からクラブ員のsharkさんよりドラフト指名は受けていたのですが、そのときは指名を拒否し、先日の「まちなかトレラン」でY女史よりドラフト指名を受けて、あっさり入会したのはなぜなんだという疑問に関しましては、「Y女史がきれいな女性だから」と、ここはY女史に忖度した回答を示すことにいたします。

 

まあ、実際問題、今後サブスリーを目指すにしても、ウルトラトレイルを目指すにしても、ひとりでやっていく壁は感じていましたので、今回の勧誘を「渡りに船」として、よりよいトレーニング環境を作っていきたいものです。

sharkさん、Yさん、熱心に誘っていただきありがとうございました。

そして、会長のスコップさんを始めとするクラブ員の皆様、普段は物静かでも、こうしてネットで毒を吐きまくっている私でありますが、今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

さてさて、挨拶的なものについてはこんなものにして、クラブでは毎週日曜日、練習会を開催しております。

 

先週11/1(日)は春採湖で18.5km+一部の「変態さん」にお付き合いさせていただき、おかわりで追加の4.5km。

 

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ランニングクラブの練習と言うと、私の中のイメージでは、トラックをびゅんびゅん集団で走り回り、南ちゃんみたいなマネージャーがタイムを測りながら、「○分○秒、あと○周、ガンバ!」と声をかける高校生の部活チックなものがありましたが、このクラブでは、おしゃべりをしながら無理しないペースで楽しむって感じの「大人の社交場」という雰囲気で、私のようなおっさんにはちょうどよい空気でありました。

理想を言えば、南ちゃんみたいなマネージャーがいればもっといいのですが、そんなことを書くと、早速クラブ員の女性の方々から総スカンを食らいそうなので、マネージャー問題はなかったことにしておきます。

 

和気あいあいとしていて、いい感じだなあということで、本日、先週に引き続き、練習会に参加させていただきました。

 

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ラソン大会でよく見かける「シューズ円陣」。

 

今回のコースは、私がめったに行かない東釧路〜別保の辺りで、「へぇ、こんな道があるんだ」と新鮮な気持ちで走っておりました。

アップダウンがちょっとエグかったですが、ロードバイクで走るにもいいなあここと、今年ロードバイクに1mmも乗っていない私は思ったのでありました。

 

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サブスリーランナーさん、サブエガ(フル2時間50分切り)ランナーさんと走っておりましたが、上りに入ると一気に遅れてしまいますな。

人と走ると、自分の弱点が浮き彫りになっていいものです。

やっぱ、平らなとこばっかり走ってたらダメだな。

自分より走力の上の方の練習メニューを聞くと、色々と勉強になってよい。

ちなみに、このお二方は練習会前に、すでに15km、18kmを走られており、これが「二部練」です。

これがフルを2時間台で走られる方の底力なのでしょうね。

 

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ラストは向かい風に苦しめられましたが、無事15km完走。

今週も小春日和の中、楽しく走らせていただきました。

ここを2周すれば、よい30km走の練習になりそうです。

 

みやすのんき先生も著書で書かれていますが「当たり前のレベルが高い」集団に身を置くことは、自分自身の成長につながります。

「このレベルに行くためには、ここまでやらなければならないのか」という気づきは、ただ本を読むだけでは身につかず、実際に走られている姿を見たり、走っている人の声を直に聞くことによる刺激の方が大きいなあと思った、この2回の練習会でした。

 

あと、マラソン話は会社でしても、同僚から「変態」扱いされるのがオチですが、100km走るのが「普通のこと」と認識される集団は居心地がよいものです。

別にマラソンでなくてもいいのですが、会社以外に、趣味などの「もう一つの場」を持つことは人生を豊かにするためには大事なことだと思いますね。

クラブ員の皆様のご縁でできたこの場を大切にしつつ、かつ依存し過ぎないように、うまく付き合っていきたいものです。

 

さようなら。

「第1回まちなかトレラン釧路大会」反省会

《レース後の流れ》

 

テントに置いてあった荷物を撤収して、閉会式まで時間がちょっとあるので、さっぱりしたいなあと、今回の会場「T-spo」内の風呂で汗を流しました。

会場に風呂が直結しているのはめっちゃ便利ですな。

参加人数も188人と多くない大会だったので、風呂場が混雑することもなく、快適に過ごすことができました。

もうちょい閉会式まで時間があれば、もっとゆっくり風呂に浸かりたかったのだがね。

 

で、急いで着替えて外に出ると、すでに表彰式は始まっていて、心の準備のできていないままいきなり私の名前が呼ばれ、「えっ、何、俺入賞したの?」と、ダッシュで景品を受け取ると、紙袋には無情にも「4位」の文字が。

「あー、やっぱダメだったか。でも、全力を出した結果だからしゃーないな」

 

3位との差は1周差。

もっと細かく言えば「1キロ辺り約4秒差」。

64kmの時点で、「あと10周でいいや」と諦めず、もうちょい攻めの姿勢を持っていれば違った結果になったのか?

それ以前に、序盤のペース配分と補給をもっと計画的にしていれば、潰れることなくもう2〜3周多く走れたのか?

まあ、そんな「たられば」のことを考えても仕方がないですな。

これが現時点での実力です。

この「キロ4秒」を埋めることを、来年までの宿題としていきます。

過ぎたことをクヨクヨせずに、前を向いていきましょう。

 

表彰式が終わり、BBQでの交流会が始まります。

sharkさんから、拙ブログのマニアックに熱心な読者のYさんや、釧路マラソンクラブの方々を紹介していただき、非常に有意義な時間を過ごすことができました。

 

「EAT&RUN」の筆者である伝説のウルトラマラソンランナー「スコット・ジュレク」は、レースに挑み続けるモチベーションを尋ねられ、こう答えました。

 

「世界中に友だちをつくりたい。それが一番だね」

 

と。

 

やっぱりレースはいいものです。

特に普段一人で走っている私にとっては、遠く離れたラン仲間に合う機会になったり、あるいは今回のように新しいラン仲間に出会うきっかけになったりで、ただ走ること以上の楽しみを与えてくれます。

 

コロナ禍で、大会がバッタバッタと中止になっていく中で、このような素晴らしい大会を開催してくださった「T-spo」の運営母体である「株式会社 釧路スイミングクラブ」の皆様、準備期間が短い中で大変だったと思いますが、このような挑戦する場を与えてくださって、本当にありがとうございました。

このような公道を使わない、クローズドなコースでのマラソン大会は、「With コロナ時代」のひとつのモデルケースとなるかもしれません。

ここでは詳細は書きませんが、ゲストランナーのtomoさんは、「第2回まちなかトレラン」に向けて、あっと驚くような夢のある企画を持っており、これが実現されたら、来年はもっと挑戦のしがいのあるレースになるなあと、今からワクワクしています。

 

《レース総括》

 

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ペースは上図のように、3時間過ぎから面白いように落ちていきました。

ただ、思ったよりも早く落ちた割には、悪いときでも「キロ6分半ペース」でまとめており、50km過ぎからもそんなに大きく落ちなかったのは収穫です。

 

3時間過ぎからのブレーキの原因は以下の2つと見ています。

・給水、補給をサボったこと

・心拍数が上がりすぎていたこと

 

東大卒ウルトラランナー小谷修平さんの食生活や練習内容をヒントに「脂肪燃焼ランニング」として、「朝イチ空腹無補給30km走」を9月中に3回行い、「意外と補給しなくても行けるんじゃね?」と、変に過信をしてしまったところはあります。

ただ、30km走を行ったときは心拍数は130程度に抑えられていましたし、ペースもキロ5分40秒前後と、今回のレース序盤(キロ5分10〜20秒)に比べ、かなり余裕のあるペースでした。

レースの高揚感で舞い上がってしまい、抑えが効かなかったのは反省点ですね。

ガーミンで心拍数のアラートを145ぐらいに設定しておくべきだったかもしれません。

「あまり数字に縛られたくない。感覚で走るんだ!」と、自分の感覚に頼りすぎてしまいました。

数字だけを追っかけて、自分の身体と対話しないことはよくないと思いますが、それでも「主観と客観」の両輪は大事であって、もう少し客観的に数字に頼る目も持ち合わせないと、更に長い距離を走るウルトラは戦えないような気がします。

 

ピッチは196spmと、普段の練習(大体190〜193spm)に比べ多いですね。

特に序盤30kmは200オーバーと、ここでも普段の自分を見失っていたところはあったかもしれません。

そっから先は大体190〜195ぐらいを刻んでいたのですが、最後3kmになって180ぐらいに落ちたのは気がかりです。

終盤になってもハイピッチを維持することが、来年のサロマに向けての課題でしょう。

 

《今後に向けて》

 

今年はマラソン大会が続々と中止になったもので、3月ぐらいまではまだスピード系のポイント練習をやる気があったのですが、4月からモチベーションがだだ下がりで、ただダラダラと距離を踏むだけの練習に終始してしまいました。

 

まあ、この状況でも普段通りにきっちりポイント練習をこなして質の高い練習をしているランナーさんもいたわけですから、こんなものは言い訳にしかならんのですがな。

 

今回の収穫は以下の2点。

・体重減による脚への負荷の軽減

・「ランニング革命」のポーズメソッドによる、無駄のない走り方の習得 

 

フルマラソンでもそうなのでしょうが、距離が長くなれば長くなるほど、「いかに脚の筋肉を温存しながら走ることができるか」がポイントになってくると思います。

(逆に言えば、ハーフまでは圧倒的スピードで走れるのに、30km過ぎで撃沈する方は筋肉に頼りすぎた走り方をしていると思います。そういう方は「筋肉を鍛える」のではなく「筋肉を使わない」方向にシフトした方が結果が出ると思います。余談になりますが)

 

やはり去年よりも5kg近く体重が減ると、一歩一歩が軽く感じます。

そして「ポーズメソッド」で、ふくらはぎの筋肉を使って蹴らずに、前にパタパタ倒れながら走るような「ドミノ倒し走法」は、疲れずにエネルギー効率よく走れます。

補給やペース配分でミスはしましたが、最後まで「脚が終わらなかった」のはよかった点だと思います。

途中、頭がボーッとしたり、吐き気がしたりで、ヤバいなって思ったときでも、「脚さえ終わらなければ行ける!」と最後まで自分を信じ続けることができました。

私見ですが、「フルマラソンで最後まで歩かずにサブ5ができる」ぐらいの「強い脚」があれば、あとはレース戦略をしっかり練ることによって、100kmウルトラは十分潰れずに完走可能だと思います。

 

今回はスピード系の練習は一切しないで臨みましたが、今後フルマラソンで記録を目指していく方向にしても、ウルトラトレイルを目指していく方向にしても、VO2maxやLT値を上げていくトレーニングは避けることができないと思います。

スピード系の練習は「嫌い」かつ「苦手」でありますが、苦手なところに伸びしろがあるわけですからね。

 

今後、どのような形でマラソン大会が開催されていくのかはわかりませんが、やはりこういうイベントの中での出会いや気づきは、多くの刺激を与えてくれます。

何かと暗いご時世ではありますが、また、今からしっかり前を見つめて、次のイベントに向けて「ワクワクした日々」を送りたいものです。

 

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ラソン大会中止ラッシュで、大会写真を撮ってくださる業者の方も大変だろうなあと、普段は買わない写真をついつい買ってしまいました。

ひょっとしたら全国で3人ぐらいいるかもしれない私のファンのために、写真をさらしておきます。

 

さようなら。

2020年10月後半練習日記

11月になりました。

 

雪の降らない地域でしたら、「こっからがマラソンシーズン本番!」となってくるのでしょうが、道民ランナーは、道内でレースがなくなり、雪が降り始めるこの辺りから「シーズンオフ」となり、せっかく4〜10月まで蓄えた走力を、一気にパーにしてしまう季節の到来です。

 

幸いにして、釧路は北海道の中でも雪が少ない地域で、寒さにさえ耐えることができれば、まだどうにか走れる環境なので、12月いっぱいまではどうにか外での練習をメインにしていきたいと思います。

 

・10月17日(土)〜10月23日(金)

 

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10月25日(日)実施の「まちなかトレラン」に向けて調整期間。

距離を減らし目にして、キロ5分半〜6分の「レースペース」を意識して走っていました。

23日は大雨が一日中降っていて、スーパー銭湯や足つぼマッサージでリラックスし、これまでの疲れが抜けたのではないかと思います。

単なるプラセボ効果という話もありますが。

 

・10月24日(土)〜10月31日(土)

 

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今月のトータルはついに今まで最長の「500km」を突破しました!

まあ、最後の方は「まちなかトレラン」のダメージもかなりあって、帳尻で距離だけ合わせたって感じなのですがな。

にしても、500kmというのは、月間にフルマラソン以上の距離を3回走ったにも関わらず、やっとの思いでどうにか到達するような果てしない距離なのですな。

毎月のように500kmを超えられている「変態市民ランナー」の方々を、本当に尊敬します(「変態」は尊敬語)。

 

「まちなかトレラン」のダメージは、右手首の軽い捻挫(レース当日は気づかなかったのだが、翌日になっていきなり痛み出した。転倒した際にひねったんだろう。どのようにひねったのかは全く記憶にないが)、右ハムストリングスの張りというところでしょうか。

捻挫の方は走るのに支障がないからいいとして、ハムストリングスは無理したら肉離れに繋がりそうなので、ここ1〜2週間はスピード系の練習はやらず、慎重に行きたいと思います。

というか、元々スピード系の練習など、ほとんどやっていないわけだが。

 

今月はレースも終わったことですし、走行距離も300〜400kmぐらいに抑えて、今後、「フルでサブ3を目指す」のか、「ウルトラトレイルの方に力を入れる」のか、「いやいや人生一度きり。やるなら両方やんなきゃ!」となるのか、方向性を考えたいと思います。

やっぱ、日々のんべんだらりと走るだけではなく、何か目標がないと気持ちに張りが出てこないわけで、その「目標」を探す旅にしばらく出ることにしますので、探さないでください。

 

さようなら。